今日ひさびさに書く内容はオブジェクト前の戦い方についてです。
ランク戦において、ドラゴンファイトをした際に負けた時の言い訳がひどい内容でしたので、今回はオブジェクトにおける集団戦について書きたいと思います。
今回はアサシンを軸にして話したいと思います。
アサシンを使う人は集団戦でどういったことを意識するでしょうか。
相手の柔らかいチャンピオンを溶かさないといけない
はい分かりますよ。バーストダメージで柔らかいキャリー陣を溶かすのは誰しもが分かるアサシンの仕事です。
でも、それが出来たら苦労はしないっていう場面ありますよね?
例えば、相手が育ちすぎていたり、相手の構成にキャリー陣を守るサポート的なチャンピオンが存在しているとき。
相手がアサシンの脅威を警戒していればするほどに、アサシンの仕事をこなすのは困難です。
ですが、そういった状況でもアサシンの仕事をこなすことは可能なのです。
ではどうすればいいのでしょうか。
- デワードをする!
- 相手のスキルを見てから入る!
- 視界外から入って攻撃!
これらの回答はただ漠然とした内容で不合格だと思っています。
いわゆる、ただ知っているだけで実践で何も役に立ちません。
つまり、具体的な掘り下げができていないっていうことですね。
以下、実際の動画で見てみたいです。
ドラゴンが湧く前のシーン
動画の内容は1分程度です。クリックで飛べます。
何が問題なのか
ドラゴン湧く前のエリア管理の意識不足
これに尽きます。
ドラゴン30秒前なのにもかかわらず、のん気にファームし過ぎです。

動画17秒のJGのカジックスがラプターへファームしに行った次点でほぼ負け確の内容でした。ドラゴンが湧く20秒前ですよ?ファームしている余裕は全くありません。
TOPのガングプランクもドラ湧き10秒前で相手がドラゴンエリアを占領しているのにもかかわらず、トップでウェーブ処理をしてリコールをしているのもよくないです。
SUPのブリッツクランクもなぜかバロンの視界管理をしています。大事なのは分かりますが、この状況では一番優先されるであろうオブジェクトはドラゴンです。
この動きに対して相手はドラゴンへ向かっています。正直、個人的には遅いくらいだとは思っています。

なぜならこの時点ですでに自分はこのときブッシュで待機をしていました。
このティーモはタンクビルドでしたが、もしもここにカジックスがいたら、バーストで溶かされていたことでしょう。
そうすれば、4vs5でドラゴンファイトを有利に運べたのです。
ですが、実際は
- ガングプランクはテレポートがないのにもかかわらずトップへ。
- カジックスはラプターのファームが終わり、ようやくドラへ。
- エズリアルはミッドのウェーブ処理
- ブリッツはバロン付近。
これらのせいで、アーリは追い出されてしまい、結果的に以下の陣形が出来上がりました。

はい、これもう負けです。なぜか分かりますでしょうか。
分かっているけど具体的に説明できなければ、分かっていないと同義で同じ場面に出くわすと上記と同じような立ち回りをしてしまうと思っています。
なので理由を述べたいと思います。
エリアを取っておいた方が強い理由
オブジェクト前の集団戦で勝てるかどうかは、触る瞬間ではなく、状況によってはその30秒前くらいにほぼ決まっているからですね。
ちなみに上記の動画のレート帯はダイヤモンドなのでそれが分かっていないことになります。
① 視界(ワード)を置く・消す“余裕”が生まれる
30秒前からエリアを取れていると、次のことが一通りできます。
- 川やピット周りにコントロールワードを設置
- 相手のワードを除去
- ブッシュに先入りしてポジションを確保
これが重要なのは、オブジェクトファイトは「見えている側」が圧倒的に有利だからです。
逆に、10秒前など直前に寄ろうとするとどうなるか・・・。
- ワードが残ったまま
- 相手は安全に寄って来られる
- フラッシュや主要スキルを温存した状態で入ってくる
結果、こちらは「何がどこにいるか分からない状態」で戦う羽目になります。
② ポジション有利 = ファイト有利
先にエリアを取っている側は、各ロールが「理想の立ち位置」を作れます。
- ADCは安全な後方ポジション
- タンク・アサシン・サポートは各々有利な位置で待機
- メイジは視界外からスキルを投げられる
一方、後入りになるとどうなるか・・・。
- 狭い入口を通らされる
- CCを先に受ける
- スマイト勝負以前にHPを削られる
つまり、戦いが始まる前から不利な条件を背負わされることになります。
この状況自体が、実はもう既にかなり苦しいわけです。
上記の画像では集団戦が始まりそうな場面でティーモのRに引っかかったカジックスが退散して何もできずにいます。
③ 「やる or やらない」の主導権を握れる
先にエリアを取っている側は、選択肢が多いです。
- 今すぐオブジェクトに触る
- 触るフリをして相手を釣る
- 相手が入ってきた瞬間を迎撃する
つまり、試合を動かす側になれるわけです。
逆にエリアを取れていない側は、
- 相手が触ったから行く
- 見えないけど行くしかない
- 行ったら捕まる
と、常に反応する側になる。この差は、ソロQでは特に致命的ですね。
事実、ドラをやっているのかどうかの確認のために重要なガングプランクのRが使われています。
「プレイスキル」以前に負けているのに気づいていない
もちろん集団戦は負けたのですが、冒頭で何がひどいのかというと「負けた原因が分かっておらず他責していた」ことです。

ガングプランクの樽やアーリやカジックスのアサシン、ブリッツのキャッチ。
このチーム構成は「キャッチして1人を削って人数有利に持ち込む」というのが理想です。
キャッチ構成なのに、キャッチできない状況を自分たちで作っており、自分たちで勝ち筋を捨てていたにすぎません。
それにもかかわらず、カジックスは
俺はアサシンでタンクじゃねえ!
という発言もおかしいわけです。
アサシンであれば、アーリのようにドラゴンが湧く前に甘えた立ち位置にいるプレイヤーを削っておくという思考をする必要があるのです。
周りの人間も負けてしまった本質に気づいておらず、味方を責めているチャット欄は、まぁ酷かったです。
さいごに:ドラゴンが湧く前のエリア管理は何秒前くらいがいいのか
正直これは状況にもよりますが、ある程度目安をつけれます。
60秒前:理想 完全準備完了
45秒前:ベスト キャッチ待機可
30秒前:最低限 戦える
20秒前:危険 後入り濃厚
10秒前:論外 スマイト以前
これは人それぞれだと思います。それに加えて構成によって「何がしたいか」「どうすれば勝てるか」を考慮する必要があります。
キャッチして人数有利を作るような構成であれば、個人的には1分前にはエリアを取っておきたいです。
ドラゴンやバロンファイトにおいて、「エリアを先に取っておくこと」は、集団戦を有利にするためのテクニックではなく、勝つための前提条件だからです。
今回はこれが分かっていない人が多いと思った試合内容でした。プラチナ辺りでは卒業しておきたい項目です。



