最近、マークスマンでランクを回すこともあって前々から思っていたことがあります。
ネグレクトサポート多くない・・・?と
ネグレクトサポートというのは、ボットを放置して長時間ロームを行うサポートの呼称です。
全てのレーンに当てはまりますが、自レーンを出てロームをするというのは試合の展開を有利に進めるための有効な戦略ですよね。
少人数の集団戦やレーニングに自分が加わってそこでキルやオブジェクトを取って差を広げる。
いたって普通の行為なのですが、たまに過剰にロームしてそれが逆効果になってしまい試合が崩壊することがあります。
その過剰なロームでどうして試合を壊すのかを説明したいと思います。
まずネグレクトサポートというのは
ボットを長時間放置してロームを続けるネグレクトサポートというのはどういうのを指すのか。人によってはさまざまですので個人的な一例を挙げたいと思います。
動画でも5分くらいですが、レーンに戻ったのはほんの数十秒であとはどこかへロームしています。この後もマークスマンの隣にいることはなく、ひたすらどこかへ行っています。
成果としては2キルですが、ミニオンはタワーで焼かれてしまい経験値とゴールドのロストに加え、ファーストタワーとタワープレートが全て取られています。
はたしてこれはワースなのかどうかは言わなくても分かると思います。
ボットレーンにおける長時間ロームのデメリット
では動画でも見ても分かる通りですが、レーンを放置して長時間ロームすることによるデメリットは何かを上げたいと思います。
マークスマンのファーム差が付けられ、それがチーム差となる
ロームによってボットレーンを放置することは、相手のマークスマンにフリーファームを許すことになります。
いやいや、ラストヒットは取れないけど経験値くらいは吸えるじゃん?
となる人もいるでしょうが、レーンの技術や知識を教える人が増え、学べる機会も多くなっています。
動画でも見ても分かる通り、昔と違ってウェーブの流れをコントロールして経験値すら吸えないようにゾーニングも当たり前にできています。
ミニオンウェーブを溜めてジャングルを呼んで3人でタワーダイブの可能性もありますし、プルウェーブですら長時間ロームの前ではリスクですらあります。
集団戦はマークスマンのダメージは必須ですが、そのマークスマン間でゴールドと経験値の差が一気に開いてしまいますとそれはどこかしらでチーム差となって顕著にでてくるでしょう。
マークスマンがティルトし、そのティルトが伝播する
ラストヒットはおろか、経験値すら吸えない状況がずっと続き、常に1 vs 2を強いられてしまいますとそれに耐えられないマークスマンはいるはずです。
レーニングで対面を倒す機会を与えられず、ファームすら取れないというのは、はっきり言ってゲームの除外です。
これも動画で見て分かる通り、ボットに過剰にピングが炊かれていますよね。
正直、放置されているときのイライラ具合は分かりますし、これにキレてトロールをするマークスマンも見たことはあります。
それを経験しているが故、このピンの連打を聞いて自分はプレイに集中できていませんでした。(動画でもかなり立ち回り悪いです)
ティルトは周りに伝わり、自分のように伝播してしまう人もいます。
ゲームのテンポが早くなり、ゲームメイクの主導権がロームしてる人に渡る
マークスマンをネグレクトするくらいのロームをするのであれば、サポートは絶対に有利を取りたいはずです。
必然と何かしらのアクションを起こすことになりますしそれに周りは合わせなければいけません。ラストヒットを取りたい、リコールして買い物がしたい等のレーナーの都合を大半は無視されます。
レーナーの本来のリソースや成長が犠牲になる可能性があり、またサポートの動きに合わせる必要があるので、レーナーが自主的な動きをする機会が減り、必要な場面で自立した判断ができなくなることもあります。
動画でも早々にボットタワーが折られ、ミッドレーンに集まってしまうゲーム展開が予想されますよね?
例えば、アサシンを使って自分がローミングしてゲームを作っていこうと思っているプレイヤーがいたとしましょう。
本来自分が狩ろうと思っていた対象が早々にミッドレーンにグループされてしまい、固まって動かれてしまったらどうでしょう。
オレリオンソルを使ってゆっくりとファームをしてレイトゲームに備えたいプレイヤーがいたとして、ビルドも整わないままサポートによって各地で集団戦が起こってしまったら?
ミッドレーンへ押し寄せてきてミニオンを猛プッシュして焼いてきたら?序盤の弱さを付かれてゲームのテンポについていけないチャンピオンもいますよね?
このように異常なゲームテンポによって、ボットレーンだけでなく他のレーンも崩壊するリスクが高まります。
適切なタイミングと目的を持ったロームが大事
ローム自体が悪いわけではありません。
しかし、なぜロームするのか?という目的意識やいつロームできるか等の状況判断が重要です。
例えば、ミッドやジャングルの有利を広げるためにロームをするのは効果的ですが、ボットレーンでまだ十分にプレッシャーをかけていない段階でロームに行くのは逆効果ですし、ロームに行くことはできてもその間はマークスマンを一人だけにするので視界がないままだとキャッチされてしまいます。
さらにいうなれば、ボットレーンが勝っている場合でもロームは控えるべきだと個人的には思っています。
単純に考えれば、勝っているのであればさらに有利を広げればいいからですね。
一番最悪なのはサポートがロームに行ってしまった結果、一人取り残されたマークスマンがやられてしまい、勝っていたはずのボットの優位を失ってしまうことです。
何でこっち勝ってるのにそっち行っちゃうの?もっと倒せるはずじゃんとなる人もいるでしょうから勝っているときほど判断能力を誤ってしまうこともあります。
中身は人間である以上、感情はありロボットではないですからね。
さいごに
良い子の諸君!
サポートがロームをしまくることは良いとは
言うがゴールド換算すると2killで600Gくらいだ。
ボットにいたほうがマシだな。