lolのミクロの要素として、相手の方向指定スキル等を避けるスキルドッジがあります。
スキルを避けることによって相手の戦闘リソースを無駄にすることが出来ます。
相手のメインスキルを避けれれば反撃できたり、CC(行動阻害)スキルを避けることが出来れば、デスせずに逃げ切ったりすることも可能でしょう。
たった一つのスキルを避けたことで戦闘の結果が分かれることもしばしばで、レーン戦や集団戦ではとても大事なことなんですよね。
スキルドッジなんだから、相手の挙動を見て避けなければならない・・・
のような自分の身体能力を求められがちですが、確かに一部のスキルは見てからも避けることができます。
ただ自分は反応速度もそこまで早くない方ですし、身体能力は低い方だと自負していますがそれでも、適切なやり方や知識、コツを掴めばある程度は避けることはできると思います。
今回はスキルドッジのやり方をまとめたいと思います。
スキルドッジ(回避)の前提として
相手のスキルの射程や弾速の早さは分かっている前提で話を進めたいです。
スキルを回避するにはスキルを知っておく必要はありますので、ここが曖昧な人はまずはここから覚えるべきでしょう。
それを踏まえた上で相手のスキルを避けることに意識して欲しいことは2つほどあります。
向かってくる方向指定スキルに対して水平に移動すること
こちらに向かってくる方向指定スキルは水平に移動することによって、基本的に最短で避けやすくなります。
図で表すとこんな感じですかね。赤色の部分がスキルの被弾範囲です。
ここを斜めにして移動してしまうと、半身が当たってしまうこともあります。
相手のスキルを打ってくるタイミングで水平に移動できると回避はしやすくなると思います。
チャンピョン周りのカーソルは出来るだけ近くに
チャンピオンを動かす際に、カーソルの位置は意識したいところです。
チャンピオンを右へ移動した後に左へ切り返して移動するとき、カーソルはチャンピオンの右側にカーソルをクリックした後に左側へクリックするはずです。
そのときにクリックするカーソルが近ければ近いほど、マウスを動かす距離は減りますが、遠い位置であればそれだけマウスを動かす必要があります。
チャンピオンとカーソルの位置が遠いときと近いときの動画を挙げてみましたが、遠いときは動きにラグが発生しているように感じてしまいます。
これはスキルドッジに大きく影響してしまい、ある程度近くにしておくと避けやすいと思いますね。
自分が実践しているスキルドッジ
ここからは自分が実際にやっているスキルドッジを挙げたいと思います。
見てから避ける
これはラックスのRを避ける動画ですが、見てからそのスキルのダメージ範囲から水平移動で避けています。
斜めではなく真横に避けることで着弾を防いでいますね。
ジグザグムーブ(ランダムウォーク)
なんでこんな赤いのかはよく分かりません;;
そのまま自陣へ移動するよりも左右で揺れながら逃げることでワーウィックのRを避けています。
こういった不規則な動き方は相手からすれば当てづらいです。スキルによっては打ってくるタイミングが分かりやすくなって、そこから見て避けることもできます。
今回のワーウィックのRは発動の挙動や速度も速いので、自分は避けることよりも相手が外してくれることを祈りながら移動していました。
相手もスキルは当てるつもりで狙っているでしょうから、当たるときは当たります。
セオリーを無視して避ける
相手にスキルを当てたいときはラストヒットを取るタイミングが狙いやすい、相手が逃げるであろう方向を読んで狙うと当たります。
こういった常識を逆手に取ってスキルを避けることが出来ます。
ミニオンのヘルスが減り、ラストヒットを取るために硬直してしまうタイミングでシンドラのQEが来ています。
このスキルを当たりたくないためにラストヒットを捨てています。結果的にただ単にtopサイドのブッシュ側へジェイスが移動しているだけで避けることができています。
これによってシンドラのスキルはWのみとなり、この後にメレーモードとなってダメージトレードに成功しました。
1つのミニオンを捨ててそれ以上の有利を築いているので価値はある動きですね。
ミニオンを取るふりをして近づいて、スキルが来たら離れるような動きは一般的なよけ方だと思います。
こちらでは、コーキがタワーの方向へ逃げるであろうと読んでヴィエゴがWを打っていますが、それをあえて逆の動きをすることで避けています。
ヴィエゴがWで構えた瞬間に自陣タワーの逆へ移動してスキルドッジに成功しています。
これらは別に相手のスキルがきた瞬間に見て避けているわけではなく相手が打ち込もうという仕掛けを察知して、相手が動作を起こす前に動いているだけなんですよね。
感覚的に避ける
ゼラスのEを避けている場面で見てから避けているわけではなく、感覚で避けています。
これは相手のスキルの射程の長さや弾速で読める場合があり、ゼラスのEは射程はそこそこありますが弾速は早いわけではないです。
遠くから撃てば避けられるであろうから、ある程度近くに来たら打ちたい。
それを自分が相手はこの場面でEを打ってくるだろうな~という予想で避けています。
結果的にそれがうまくかみ合って避けれていますね。
さいごに
スキルドッジにはまずスキルの弾速や射程の長さ、ユニットを貫通するかどうかの有無等、色々と知る必要があります。
これらを理解しつつ、相手がどういう場面でスキルを撃ちたいのかを察知できれば完璧です。
最近、格闘漫画を読んでいるんですけど、相手の気の起こりを見極め、相手が動く前に打つという先の先と似ていると思いました。
調べてみたら剣道でもあるみたいですね。
自分は反応速度も動体視力も一般的な部類ですが、動画のような感じであればある程度は避けることはできます。
スキルドッジは知識や慣れというのも大事ということですね。