自分はアーリやフィズがメインチャンピオンですが、ミッドメインとしていろいろなチャンピオンを使っています。
チャンピオンプールがそこそこに広いと柔軟なピックができます。だからこそ分かるのですが、特定のチャンピオンに対して非常に有効なピックというものがあるんですが・・・
その一つとして青おにぎりフェイスことゼラスが挙げられます。
<だれがおにぎりだ
このチャンピオンは有利不利が明確になので後出しが望ましいですし有利対面を引いた場合、レーニング性能は非常に凶悪です。
遠距離から一方的にダメージを出しつつも、Rの超遠距離ウルトは序盤から中盤は特に他レーンに圧力をかけることができます。
そしてこのRは一つ工夫をするだけで1度でも当たればほぼ必中スキルに化けることができるのですが、今回はそれも踏まえてゼラスのビルドガイドを説明できればなと思います。
ルーン
メイジ王道の魔道ルーン。サブルーンは好みで。
サブ英華は冷静沈着+マナフローバンドで序盤のレーニング中にありがちなマナ不足を効果的に改善できる。
切り崩しは序盤から終盤までハラスの際に有効的なルーン。
スキルオーダー
Q>W>Eで優先して上げるが、序盤のLv1は地点スキルの一番当てやすいWを取りたい。
Lv2はQかEの選択だが、突っ込んできそうなチャンピオンに対してはEも選択肢に入る。
ビルド
コアアイテムはとでここは固定です。
のスローにより、ゼラスの方向指定スキルや地点指定スキルが格段に当てやすくなります。つまり、Rも1回でも当てればスローによって2発目も3発目も当て続けることができるということです。
蒼の天弾: 0.5秒後に指定地点に視界を得る砲撃を行い、効果範囲内の敵ユニットに魔法DMを与える。このスキルは命中するたびにその後の魔法DMが増加する。
最大発射回数: 4/5/6
魔法DM(1Hit毎): 180/230/280 + (45%AP)
増加魔法DM: 20/25/30 + (5%AP)
最大魔法DM: 780/1250/1830 + (195/245/295%AP)
Rのダメージはスキルが命中するたびに増加し、最大ダメージはシンドラのRの最大火力を超えることもあります。
スキルセットはAOEの遠距離スキルが中心で、Rを継続的に当てることで最高火力を発揮するため、クリスタルセプターとの相性が非常に良いと思います。
サポートの場合はクリスタルセプターのスローで帝国の指令の調整射撃のユニークパッシブを発動できるので相性がいいです。
ミッドレーンと違い、ゴールドが入りにくいので3手目にヴォイドスタッフも状況によっては積みたいところです。
他の候補は重症目的のモレロノミコン。相手にヒーラーやサステイン系のチャンピオンがいれば必須で早々に積みましょう。
得意な対面
ここらへんの射程の短いメイジチャンピオン全般シバけます。
なども序盤は射程差を活かして一方的にハラスできますが、Lv6以降はRスキルで一気に間合いを詰められるので注意が必要です。
ゼラスはベタ足チャンピオンなのでガンクが決まりやすいです。
苦手な対面
ブリンクスキルが多く、詰め寄ってバーストを叩き込むアサシンチャンピオン全般は厳しいです。
序盤のハラスを耐えられやすいもLv6以降で逆転されてします。
ゼラスをプレイするときは適切な位置取りとスキルのタイミングが必要で、接近戦に持ち込まれないように注意することが重要です。
クリスタルセプタービルドのデメリット
ここまでクリスタルセプターを積むメリットを挙げましたが、デメリットもあります。
その大きな理由はダメージ不足です。
ゼラスは本来はルーデンコンパニオンからシャドウフレイム、ラバドンデスキャップなど火力アイテムを積んでスキルダメージを伸ばしていくのが理想です。
2コア目にクリスタルセプターを積むと、パワースパイクが遅れがちになるため、他のアイテムに比べて早期のダメージ出力が不足してしまいます。
また、体力400の増加は耐久力の向上に多少なりとも貢献します・・・が、元々の耐久ステータスが低く、自己防衛スキルが少ないゼラスにとっては、その恩恵を実感しにくい場面が多いです。
魔力65の増加はゼラスの火力を最大化するには物足りないこともあり、それならまだゾーニャの砂時計の方が活きる場面が多いと思います。
ダメージビルドとの差別化
実際にこのクリスタルセプタービルドにすると、Rが1回でも当たれば続けて当てれるのでフェイが避けることもできずに溶かされてしまっています。
Rのダメージに加え、スロー効果で逃げることができずジンクスの追撃が間に合っています。
いきなりRを展開してスローとダメージを与えつつ、味方に残りのHPを削ってもらうキャッチもできるのでここはクリスタルセプタービルドの強みだと思っています。
まとめ
ゼラスのビルドにクリスタルセプターを採用することは、持続ダメージを与え続ける力を強化するという明確なメリットがあります。
特に、Rを継続的に当てることで高いダメージを叩き出せる点は、集団戦やキャッチにおいて強力でチーム全体への貢献度も高まります。
最終的にゼラスのビルド選択は試合の流れやチーム構成もそうですが、個々のプレイスタイルによって変わるので一度試してみるのもアリでしょう。