かなりの間隔が空きましたが、前回自分は簡単なチャンピョンは強いと話しました。
この簡単なチャンピョンが強いというのは一つメリットがあって、今回語ろうとするチャンピョンの習熟度が早いという点があります。
ミッドでもマルザハールとアジールどっちが使い慣れるのが早いのかと言われれば前者でしょう。
チャンピョンの上手さというものは数値化できるほど単純ではありません。ただ今回、その上手さというものを便宜上、習熟度という数字で表したいと思います。
というのも、その習熟度がレーン戦によってどのように影響するのかを少し語りたいなと思いました。
習熟度の数値化
そんなに難しく考えないで6段階にしてみました。
5:めちゃくちゃ上手い
4:上手い
3:ふつう
2:まぁまぁ
1:初心者レベル
0:ファーストタイム
こんな感じですね。5までいくと高レート帯のOTPレベルだと思います。
関係ない話ですけど対象チャンピョンがプロより上手いOTPがいますが、だからといってOTPが上というわけではありません。
OTPはそのチャンピョンのプロであってlolのプロではないからですね。lolのプロっていうのはそのレーンで使えるチャンピョンの多くが最低でも4はあるからプロなんですよね。
たまにチャンピョンの上手さだけで語る人がいたので赤文字の部分を物申したかったです。
チャンピョンはそこそこ操作できれば問題ない場面がある
ここでいう熟練度が4以上ある、上手く扱えるチャンピョンは多い方が良いことは確かでしょう。しかし、現実はそう甘くないです。
その段階まで到達するのにはかなりの時間を有するはず。自分のフィズですらマスター到達までいけるレベル(毎シーズン勝率は55%越え、KDAも6越えで他のチャンピョンではなく明らかにフィズが貢献しています)には数年かかりました。
ここらへんは人によるんでしょうが、そのようなチャンピョンは1~2つ所持するくらいで後は普通レベルに扱えるチャンピョンを多くプールに入れて使ってもいいと思います。
普通というのは良くもなく悪くもないパフォーマンスですが、自分はこの段階でも問題ないと考えています。
カウンターピックのため
カウンターピックというのは相手のチャンピョンに対して有利を取れるようなチャンピョンを選ぶことです。レーン戦においては一部、スキルマッチアップによるイーブン対面があります。つまり上手い方が勝つ・・・です。
こういう場合はチャンピョンの操作による熟練度がモノを言いますが、カウンターピックであればそれを緩和することができます。
フィズが苦手な場合、シンドラ等のメイジをピックすれば相手よりも上手くないとほぼ狩られてしまいます。
ただカウンターであるガリオやパンテオン等をピックした場合、その負担がかなり減ります。
数字で例えると相手の熟練度が4くらいあっても、それ以下の2~3くらいあればカウンターチャンピョンでも機能してくれるでしょう。
自分はauto fillで不慣れなトップに飛ばされてファイターをピックされてもマルファイトをピックしてレーン戦はイーブン。集団戦で勝てる水準まで持ち込んでいます。
自分のマルファイトは上記で言うと2くらいのレベルです。それでも0~1よりはマシで、要は自分が原因で負けるというのを減らすため、ある程度操作できるチャンピョンを持っておくことは損ではないことになります。
構成のシナジーのため
いくら上手くても構成が最悪だとパフォーマンスを上手く発揮できないときがあるでしょう。
自分のフィズを当てはめると、特に4AP構成などですね。自分はALL ADよりもひどいと思っています。
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MRガン積みのタンクやファイターが前衛に突っ込んでRを吸い取られるのは幾度もありました。
逆に自分のキャリーを守るプロテクト構成にmidでカルマや遠距離主体のポーク構成にジェイスやコーキをピックできるくらい柔軟であると、そのチャンピョンを効果的に扱えるかもしれません。
数字で例えると熟練度3→4くらいのパフォーマンスは発揮できる可能性はあります。シナジーというのはお互いの相乗によって個々よりも大きな効果を得られるというわけです。
さいごに
上手く扱えるチャンピョンはいくつかは持っておくべきでしょう。
ただ、ある程度(ここでいう熟練度2~3)使えるチャンピョンを複数持っておくことで有効に活用できる場面があったり、知見を広げることもできます。
可能性の一つとして手広く扱ってみるのもアリだと思っています。