自分は長いことFizz(フィズ)を使っていますが、個人的なレーニングにおけるカウンターリストを作りたいと思いました。
ただリストを作るだけではなく、レーニングでどうやってソロキルをしたのかも載せて、フィズプレイヤーの参考になればと思います。
載せる対面のレートはダイヤモンド~マスターを意識しています。
動画クリックでyoutubeへ飛べるようになっています。
いずれはミッドにおける全チャンピオンも載せる予定です。少し前から思いついた記事なので、今から集めるにはかなり時間はかかるでしょうが・・・。
よっぽどの変更がない限り、どのメタでもレーニングの立ち回りは変わらないでしょうから、随時変更などは手間を考えてしないと思います。
量的にしんどいので今回はキツイとガチ無理の部類をまとめたいと思います。
フィズのレーン戦の対面Tierリスト
上記は自分が対面してて思ったことなので人によっては、異なる部分があると思います。
さらに自分のプレイスタイルは"少ないデスで勝利を目指す"ですので、出来る限りセーフティーに立ち回ります。
実際はキルできるラインでも、一歩間違えたらデスしてしまうようなプレイはしないので、そこでマッチアップに対する相違も発生するでしょう。
では次からその詳細も書いていこうと思います。
現在のソロキル動画 現在6/9時点
レネクトン、アジール、ガリオ、サイラス、ヴィエゴ、ブラッドミア、ゼド
ガチ無理
フィズがどう立ち回ろうが素で殴り負ける or カウンターが用意されており、一つのスキルを避けてもその後のトレードは負けてしまいます。
このようなマッチアップは説明不要のノーチャンスマッチですが、
基本的に押されるので常にガンクチャンスはある
はず。
ガンクをもらってキルを稼ぐ or ロームによってキルを稼ぐことができれば、ビルド差がでてレーンでも勝てる状況ももしかすると見えてきます。
アカリ
アカリはQでハラスできるのに対して、フィズ側はそのスキルの全てWとEで避けられつつ、追撃することができます。
具体的にはフィズのAA→W、Qは食らっても次のAAは煙幕対処可 or Eで避けて追撃、E→E。
アカリはQ以外のクールダウンが全体的に長いので、そこで付け入る隙がワンチャンあるのかもしれませんがどちらにせよキツいです。
ビルドもドラシに加えフリートフットワーク、不滅ルーンによって有限のマナも枯渇されるでしょう。人気ピックも相まってban筆頭候補です。
ダイアナ
Eで避けてもシンプルに殴り負けます。
ガレン
殴り負けます。バーストダメージもWで軽減されます。
Qのモーションが入ってからEで避けてもなぜかダメージも入ります。マジできつい。これ仕様なんでしょうか?
ランブル
こちらが雷撃コンボを入れてもWとボーンアーマーで2割しか減らなくて絶望しました。つまり、シンプルに殴り負けます。
レネクトン
フューリーの管理もしやすく体格差で殴り負けます。Eもほぼ2回使えるということでEも避けられます。
どのスキルを吐かせても基本的にキツく、上記の動画ではWを吐きつつ、フューリーがない状態で殴ってくれたので勝てました。
カサンテ~クレッド
人生で1~2回しか経験してないマッチアップですが、無理という確信はあります。
説明不要で殴り負けます。ソロキルできたり、もう何回かレーニングを経験できたら随時更新しようと思いますが、経験したくないです。
くそキツイ
無理レベルのチャンピオンもいると思います。スキルをドッジして突っ込まなければほとんどの場合、手痛い反撃を食らいます。
ダメージトレード何かしらの工夫が必要だが、それでもレーニングの段階できついのは確か。ここまではガンクが欲しいところですね。
アクシャン
パッシブが発動してしまえば、シールド確保でダメージを吸われてしまい、レンジ差もあるので何も考えずに殴り合ったら負けます。
発動条件もゆるく、Eでの長距離ブリンクもあるのでフィズでは追いつけません。
ただ、Eを使った際にアクシャンの進行方向の裏に回り込めればブリンクは止まります。キルを狙うのであれば、Eがクールダウン中かブリンクを失敗させるかは必須だと思います。
アニー
相手のパッシブのスタック管理の上手さですべては決定します。
アニーは基礎ADやASの低さから、AAでラストヒットを取ることが難しい部類だと個人的には思っていまして、基本的にQで取りたいはず。
Lv5までの段階で1スタックであれば、通常スキルを全て回してもフルスタックにはならないのでQで突っ込んでもスタンはならないのでねらい目。
スタンQをEで避けてもスタック消費はされないので注意。即時発動で避けるのが難しいフラッシュからのWやRが一番怖いのでヘルス管理は重要です。
アジール
序盤にしかワンチャンがないです。
Qの射程よりQの方が長く、スロウもついていることから、相手の射程管理が上手ければノーチャンでレーン戦は終わりです。
Lv6以降もE→Qの長距離ブリンクでRで捕まえても逃げられますし、Eを先に切ってしまったらRのカウンター余地もないので実はキツい部類だと思っています。
キルを狙うのであれば個人的にはLv6前から何とかしてQ入りからのトレードはしたいですね。
エイトロックス
スキル自体は避けやすいですけど、こちらもシンプルに体格差でキツいです。
倒せる機会はあると思いますが、パッシブのサステインやスタートアイテム、ルーンによってこちらのマナが枯渇する前に隙を見出せるかによります。
ガリオ
WとEのどちらかを食らうとパッシブの強化AAとQを食らいます。
基本、Eでしか避けれないことから、仕掛けるとどちらかは必ずヒットするのでそれを前提にダメージトレードをします。
スキルを吐ききったガリオは殴り合いが強くないため、強化Wで突く回数が多いとダメージトレードが有利になりやすい印象。
ただ、ウェーブ管理を怠るとミニオンの攻撃が向いてくるのでその点は注意。
動画ではこちらの方がミニオンが多く、ミニオンのダメージもソロキルに貢献しています。
クイン
レンジ差に加え、拒否スキルEがあるのでひっついて殴ることが厳しくQの視界減少も地味にめんどくさいです。
序盤弱いフィズはこのあたりのスキルでハラスをもらいますが、Lv6以降はこちら側はプレッシャーをかけれると思います。
ただクイン自体もイグナイトやイグゾーストをもってきてることもあり、それまでにハラスをもらいまくるヘルス差 or cs差で生まれるビルド差によってはオールインでも負けてしまう可能性はありなので脆いと言われるマークスマンの中でも個人的には嫌いです。
グラガス
パッシブによるサステイン能力やダメージ低減のWによってレーン維持能力は高く、フィズ側はマナが枯渇しやすくなります。
殴り合い自体も、Qに対してはEでカウンターされてしまい、フィズのバーストダメージもWで吸収。強化AAもあるのでダメージトレードで有利を築きづらいです。
グラガスはハラスもしやすく、Lv6以降も攻守に使えるRがあります。Eで避けることは可能ですが、それはつまり相手がRを使うまで温存を強いられることになり、トドメで使う以外では封印されてしまうことになりますね。かなりめんどい。
サイラス
バーストに強いサステインのWとパッシブの強化AAにより殴り合いが強く、ショートトレードでは良くてイーブントレード。
何も考えずにレーン戦をすれば、マナ面でフィズ側が枯渇しやすく、サイラス有利になると思います。EはEで避けられてしまい、2回目のEで捕まると基本的にダメージトレードは負け。
どのサイラスもミニオン処理に何かしらのスキルを使うのでそこでスキル差によるダメージトレードは狙っていきたいところ。
特にミニオン処理にWを使えば(稀にしかないですが)、ハラスのチャンスです。キルを狙うのであれば、Wを使われる前にイグナイトをつけたいですね。
ビルドによる影響の少ないLv6前がソロキルしやすい印象。
ゾーイ
すべてはEを避けられるかどうかのスキルマッチアップ。自分はEをEで避けれないので無理です(反応速度ジジイGG)
ただQで突っ込んでいる際にEを合わせれば、絶対に食らってしまいますので、相手のEの使い方次第ではLv6前はキツいでしょう。
ちなみにEがあたれば、Qと強化AAに雷撃で6割くらいは吹っ飛びます。相手がイグナイト持ちであれば、Wと合わせてさらに削られ、眠ってしまった場所によってはワンコンキル可能なんじゃないかってくらいの"あたおかバースト"をもらったことがあり、自分はキツい部類に入れてます。
WでMSと火力、サモナースペル差をつけられ、Eのあたおかバーストのプレッシャー。メイジの中では不快な部類のチャンピンです。
ソロキルを狙うのであれば、Lv6以降かなと痛感しました。
トリスターナ
バースト対策にボーンアーマーを持っている人が多く、レンジ差によるハラスが辛いです。
Wによる攻守強い長距離ブリンクがあり、Qからトリス側が殴り負けるのであればWで逃げる。逆に殴り勝てそうならEで逃げてもWで追撃されます。
対トリスはいかに不用意にAAをもらわないかが大事です。
lv6以降はトリスターナは拒絶スキルも手にするのでソロキルはさらにめんどくさくなりますね。
ハイマーディンガー
常にタレットのハラスが辛く、フィズ側は遠距離ハラスもないので壊せる手段がないです。
ハイマーを倒したいのであれば、自分からタレットの置かれている側へ向かうことになります。Qの着地地点にEを置くだけでスタン+タレットのハラスをもらい、ダメージトレードは不利。
逃げにEを使えばキルは無理で、可能性を見出すならばLv6以降ですね。Rと組み合わせたバーストにスキルドッジを加味したトドメのEが理想。
ただそれまでにcs差によるビルド差や相手のサモナースペル次第では逆に倒されかねないので、基本的にはガンクが欲しいんですよねこれが。
ルブラン
WのブリンクによってEは当たらないですし、レンジ差を活かしたハラスをもらいまくることになります。
WはルブランのヒットアンドアウェイによるハラスやQを絡めたバーストに影響し、EはスネアがかかればQWの確定コンボ、どちらのスキルがなくともAAのハラス回数は増えるのでダメージトレードはルブラン有利。
Eでは対策しきれずにレンジ差がずっと響いてきます。Eを至近距離でもらえば、Eで逃げてもチェインは壊れないのがさらに辛いですね。
ちなみにLv6前は理論上ではフィズ側が完封できます。Wに合わせてQで避けれます(ルブランをQで対象指定して、ルブランのWの着地地点をQのブリンクで避ける)
EはEで避ければ、素の殴り合いで勝ち確です。ですが、Wに合わせてQで避けるタイミングが非常に難しく基本無理ですね。
モルデカイザー
リメイク前に比べれば幾分やりやすい印象です。
Qはミニオン処理兼ハラスに雑に使ってる人が多く、ここを起点にダメージトレードはしたいです。
Eはサイドステップで避けれれば完璧ですが、Eでも可能ですしエイトロックスと同じである程度のスキルは避けれます。
ただやはりシンプルに体格差とWのシールド、サイステインが辛いのはリメイク後も変わらないですね。
ノクターン
シンプルに殴り負けます。
ハイマーと同じくして自ら相手の得意なゼロ距離へ向かうことになります。
加えて、Wのスペルシールドが辛く、Eのフィアーがかかれば終わりです。
序盤は相手の方がマナ消費が激しいのでそこで活路が・・・ってのはなくて、AAが強い時点で希望は薄いです()
正直、ガンクに弱く自然とプッシュされるのでガンク待ちが最適なんですよね。
パンテオン
体格差とWによるスタンで終わり。Lv6以降のRや雷撃を含んだバーストもEの前では無力。
相手からしたらQはWと合わせて使えばいいだけなので、Eなんて気にせずどっしり構えればいいだけでむしろQを待っている状況で常につらいですね。
全体的にスキルのクールダウンは長く、メインダメージのQを避けれればダメージトレードに希望はあります。
特にEのクールダウンは22秒でEより長く、このスキルの有無はレーン戦にかなり影響してきます。
ノーチラス
AAにスネアが付くってことはその後のスキルは何もかも当てれるってことなので体格差も合わせてノーチラス有利です。
対フィズで出した自分が言うのですが、殴り合いは負ける気はしなかったです。
Wのシールドと強化AAでガリオ理論は通用せず、ノーチラス側からすればパンテオンと同じでQ待ちです。
ニーコ
Wによって対象が偽物だった場合のリスクがでかく大きな勝負はしづらいです。
Lv6以降もRに対しては偽物を前へ出せばいいので、通常スキルの勝負ではハラスのしやすさ的にQで突っ込めない限りニーコ側が有利という印象。
そのQもヘイマー理論で突っ込んでいる際にEを合わせれば当たってしまうのでキツいのは変わりなし。
ヴェックス
相手のパッシブ管理の上手さで決まるレーニングですが、2種類のブリンクを持つフィズは相手のパッシブの回転率を上げてしまいかなりめんどいです。
ですが、フィアーがない状況ではWを持っててもフィズ側は殴りあいは負けないのでQで入る勇気をもちたいところ。
もちろんそれを警戒してパッシブを溜めた状態でヴェックスはAAをしてラストヒットを取るのですが、どこかがスキルを使うタイミングは出てきますのでその隙を突きたいですね。
ヴィエゴ
Qに対してもWでスタンのカウンター。
メレー達は体格がいいってことは・・・もう説明不要でしょう。
動画ではレンガーのリーシュの助けも借りながら、序盤からEでハラス。Wをブリンクに使った瞬間にEWの雷撃などの工夫を見せても最後はギリギリの勝負でした。
ブラッドミア
序盤は有利なものの、サステインの役割を果たすQの回転率の上がれば勝てなくなります。
フィズのマナがなくなるかの勝負です。WによってEやRも回避できます。
割と早い時間帯でQの影響力がでてきますので、フィズ側はLv3~5辺りで仕留めたいことを考えればビルド、ルーン等も含めればブラッド側は耐えやすいのでキツいとは思っています。
殴りこめればダメージトレード自体は勝てます。Qはミニオンにも使いたいでしょうし、ハラスの狙いどころとしてはアリ。2回目Qは対象指定されないように!
最序盤のWはブラッド側でも体力消費が大きく、2個目の動画ではこれによってデスしています。
ヨネ
Qは避けやすく、ダメージトレード自体はそこまで不利ではないものの、ファーストリコールでバーサーカーブーツを購入されるとキツいなと思いました。
ASが上がるとこちらが1発殴る間にヨネ側は2発くらい殴れるので、ヤスオと同様にルーンやアイテム、チャンピオン調整がされた今の時代はシンプルに殴り負ける印象です。
ヤスオのブリンクはユニット依存ですが、ヨネはEをEで避けられてしまうので、ここ辺りも注意が必要です。
ブラッドと同じく序盤はキルチャンスがあるので、相手のスキルを吐いてからのQ入りやQやWをEで避けてのハラス等で削りたいところ。
Wを避けれればシールド量も減るので尚いいですが、おそらくボーンアーマーを入れてると思いますので、1回目の雷撃を含めたハラスは軽減されてしまいます。
ボーンアーマーのクールダウンが上がる前に2回目の雷撃ハラスができれば、さらに多く削れてダメージトレードは有利を築けるはず。
ゼド
スキルマッチアップ。
Qはミニオンでガードしながらもらわないと痛いので適当なQ仕掛けは思わぬバーストダメージをもらうと思います。
Wがクールダウンのときは絶対に攻めたい。それ以外はEを避けれることもあり、ショートトレードで削りたいところ。
ゼド側としてはハラス兼ファームのQがあるのでセーフティーにファームができます。Wのクールダウンが上がれば凶悪なハラスもできることから個人的には嫌なマッチアップです。
動画ではすべてを取るのを忘れていましたが、Wの使用後を見て攻めています。
RはRで回避できてしまうので、2個目の動画のように打ちあがってから仕掛けると良いでしょう。
さいごに総評
最近、レーン戦によるソロキル動画を取り始めることを意識したので数こそは多くないもののこれから増やしていきたいと思います。
今回は不利なマッチアップをまとめたもので、基本的に相手側に主導権が渡りやすくプッシュ気味になるので、やはりソロキルよりかはガンクを絡めたキルが欲しいところです。
フィズはレーン戦が弱い反面、ジャングルとのガンク合わせはmidの中では個人的にGod Tierだと思っています。
つまりジャングル依存チャンピオンで、不利マッチでは一人でどうにかしたいものならスキルを吐いてから仕掛けたり、ルーンのクールダウンや相手スキルの特徴を知っておかないと厳しいのかなと思います。