
2026年シーズンではゲームシステムが大きく変化し、これまでの判断基準がそのまま最適にならない場面も増えています。
それでも、細かい最適解は変わっても、毎試合意識すべき基本的な考え方自体は今も共通しています。
kassadinはレーン戦が弱い分、ビルドが整っていくうちに存在感を増していくレイトキャリーのチャンピョン。対APアサシンとしてピックされることも多々あり、fizzの対面で有利に働くので非常に厄介です。
kassadinはULTとAPのスケーリングの伸び幅が凄まじく、少々キルを稼いだところで簡単にひっくり返されてしまいます。
レベル16になると誰も止めることができず、発狂した味方がカサディン生存中とピングするのもしばしば・・・。その矛先はmidに向かれることでしょう。
今回はカウンターとしてもそこそこキツいkassadinを相手にfizzをどう動かしたか、を書いていきたいと思います。
まず前提としてルーンはプレスアタック
fizzの一般的なルーンは覇道の雷撃とサブルーンが栄華である。
バーストを出したいアサシンとして最も主流のルーンであるが、kassadinはレーン戦はそこまで強くないものの、それに対して耐性がある方だ。
kassadinはAP相手に特化している反面、ADに対しては弱い。例としてyasuoやzedはハードカウンターだ。そこを逆に利用するために対カサディンはルーンを変更してレーン戦から有利を取っていく。
対kassadinのfizzのルーン
プレスアタック
は3回連続で攻撃すると追加ダメージを与え、その後も被ダメ上昇のデバフを付けてくれる。威力の小さい雷撃のようなものである。
なぜ、メインルーンが覇道ではないのかというと以下のメリットがあります。
- 雷撃はクールダウンが20秒以上あるのに対して、3回連続攻撃のクールダウンがないのでQ
などで入るたびにプレスアタックの追加ダメのチャンスがある。 - kassadinはADに対して弱く、AAとDPSに特化したルーンで殴るだけでkassadinのヘルスがかなり削れる。
序盤からキルチャンスをかなり狙うことができますが、もちろんデメリットもあります。
- バースト特化のルーンではないため、後半にかけて火力が落ちる。
- 1回でもミスしてしまうと相手に主導権が渡ってしまい、何もできなくなってしまう。
- ミスをしなくとも、イーブンであると1の火力の落ち具合と重なってダメージトレードが勝てなくなり、何もできなくなってしまう。
ハイリスクハイリターンなルーンとなってしまい、fizzの立ち回りに自信がある人ではないと厳しいルーンになってしまいます。
人間ですから自分もミスをしてしまい、影響力皆無のfizzが出来上がって負けてしまうこともありますが、ハマった際はkassadinを腐らせることのできる序盤最強のルーンなのでやめられないです・・。
fizzのおおよその試合の流れ
kassadinと対面する上で自分がどのようにして試合をするのかを以下、箇条書きで簡単に説明したいと思います。
- レーン戦ですらkassadinが有利なところをプレスアタックにして積極的にダメージトレードを図って主導権を握る。キルできることが理想。
- その後にサイドレーンに圧力をかけるか味方のジャングルのアクションに自分も合わせる。
- 2の段階で死ぬ気で収穫を得る。
- 2と3を繰り返す。ここでkassadinにキルは絶対に渡さないようにする。
- 5vs5にもつれ込む前に相手に致命的な損害を与える(baron、4dra、インヒビ等)。そして常にゴールドの有利を取って5vs5で勝つ。
対面キルができるのが一番ですが、ダメージトレードの有利を得ればレーンの主導権は握れます。ロームでいいので何が何でもキルをもぎ取りましょう。
シャットダウンをカサディンにとられた場合、それだけでキツくなります(ガチです)
fizz vs kassadinのLv6までのレーニング
ルーンはプレスアタック
なので基本はLv3からキルを狙いに行きます。
ここで絶対にしてはいけないことはkassadinにタワー下でのファームをさせないことです。Lv2でのトレードも可能ですが、E
をミニオンに巻き込んでプッシュレーンにしないこと。
なぜかというと、今回はAAとDPSに特化したメインが栄華のルーンだからですね。
Lv3になるとQ
→AA→W
の基本コンボでプレスアタック
が発動するはずです。ここですぐ逃げるのではなく、さらに何回かAAをしてください。驚くほどにダメージトレードが勝てるはず。
なので、タワー下でファームされるとプレスアタックの強みがなくなります。
すぐに自分のヘルスをポーションで戻してもう一度同じことをオールインですれば基本的にキルは取れると思います。レーニングの動画を以下に載せます。
fizz vs kassadinのLv6以降のレーニング
Rを手に入れた後のレーニングはfizzがどれだけゴールドを稼いだかによります。
キル2回ぐらい拾えば上等でLv6以降もレーニングの段階では積極的にトレードを狙えばキルを出来ると思います。
R
を使うタイミングはkassadinがR
を使った後です。
ただレーン戦で失敗したり、イーブンになってしまった場合はかなりキツいです。寄りやロームでのキルで持ち返すしかないですね。
カサディンキル
Lv3になった瞬間にダメージトレードに入って相手のフラッシュを落とします。こちらはフラッシュを持っているので次のQ
をフラッシュと合わせて無理やりキルを取っています。プレスアタックも発動していますし、オールインの際は常にAAを意識しています。
kassadinに対する序盤のレーニングにおいては
>
です。
fizz vs kassadin
では、実際にfizz vs kassadinのマッチアップでfizzをどう使ったのかを重要な部分だけ解説していきたいと思います。
2:00~2:10 カサディンのフラッシュダウン
前のLv2から珍しくトレードをしてヘルスの優位を築いています。途中ガンクもあったものの捌いてカサディンの残りヘルス的にイグナイト込みで倒せると思い、タワーダイブをしました。
キルを確信してしまったフィズに対して最後まで生き残ろうとフリートフットワーク
の回復を図るため、ミニオンにフラッシュ→AAを入れて耐えられてしまいました。
キルを取れなく、テレポートでの復帰によってイーブンファームになってしまい、そこそこ痛い状況ですが主導権はまだこちらにあります。
5:25~6:00 フィズのアシストとドラゴン取得
シヴァーナがドラゴンを始めていますが、ワードを処理していたのでしょうか、botのトライブッシュでブリッツクランクが甘えた位置にいました。そこを見逃さずにガンクに行きます。
一方、カサディンはmidでファームをしていますがそれはレベルとアイテム購入に多くの時間とゴールドを要するからで基本的に寄りに消極的です。
対カサディンはこのようにガンクを積み重ねてゲームを早く終わらせることを目指します。
ブリッツはアシストに終わり、カイサが予想外の位置にいたので自分もフラッシュを落としますが、相手のフラッシュも落ちているのでもう一度ガンクが狙えます。
7:00~7:20 フィズのガンク
自分のRの下手さにキレそうになります。フィズのR
がブリッツクランクに当たっていたら取れたキルでした。いつも外してますどうしようもないくらい下手です。
このガンクの失敗によってカサディンとのファーム差が少しずつ開いていきますが、まだレーンをプッシュしてロームができるので次もトライしていきます。
8:30~9:30 フィズの2キル
やっとできました。ここはチーム間としてはトレードになります。
カサディンも流石に寄っていますが、自分がカサディン生存中と注意を促すことによって味方がキルをされないようにしています。
midに戻った後も再びロームをしてtopのガレンをシャットダウンしたことにより、ここからスノーボールをしていきます。
~14:40までの フィズのキルとアシスト
動画を見ても分かる通り、カサディンがロームした後やファームしている間に自分が何かしらの行動でキルやアシストを狙っています。
多少のファームを捨ててでも先手を取ることを意識。ロームされた後でも次の展開を考えてすぐに行動してキルを拾うことが大事です。
14:40~15:14 フィズのタワーダイブとベイトアシスト
midタワーの裏からタワーダイブを図ります。相手は前方に意識がいっていると思うので、裏からのダイブは決まると思っての行動でR
を投げますがフラッシュで避けられます。タワーの攻撃があるので、トドメをさせる確信を得るまではまだE
を切らないでQ
から入ります。
カサディンがR
を使ってブリンクの手札が切れ、なおかつキルが取れると分かった瞬間、E
→フラッシュ
でカサディンのブリンクの位置まで合わせてキルを拾いました(セナが)
その後にレクサイがフィズを狙ってオールインを仕掛けてきますが、死に際にE
を使うことでギリギリまでレクサイを引き付けることができ、味方のジンとセナで回収することができました。
17:00 3つ目のドラゴン取得
さて自分はカサディンと対面する際は最速でゲームを終わらせることを目指しましょうと遠回しに言いました。
17分の時点で3つ目のドラゴンを取得すれば、22分ごろには4ドラゴン目になりストレートでドラゴンソウルを獲得できることになります。
つまり、まだ20分前半の段階で相手チームはドラゴンソウルをかけた集団戦をしないといけなく、現段階でのカサディンはまだ不完全どころか全く脅威ではないです。
この3つ目のドラゴンは試合のテンポを上げるためには必須であり、今後の流れを分ける分岐点となりますので自分も命がけで集団戦に臨んでいますね。相手のメインのダメージ源は全部自分が吸い取りつつ、AOEのスロウとダメージ付きのE
入りで特攻して死にました。サイレンスがなかったらゾーニャで生きてたはずなんですけどね・・。
その後~試合終了まで
その後にmid-top間の川付近でファイトが起きますが、レクサイが諦めモードに入っていました。もうここまでくればカサディンは全く怖くありません。ビルドを見てもまだ1コアしか完成しておらず、集団戦をしていればずっと有利を取れる段階まで来ました。あとは普通に集団戦をして普通に終わらせるだけです。
※20:20秒時点でフィズがカイサにキルを狙いに行くシーンですが、実はマナがギリギリな状態でW
を使わずにQ
とE
のみでキルを狙っています。
まとめ
kassadinはレイトのスケーリングチャンピョンとしてファームの時間を要します。
fizz vs kassadinはAPに対して強いのでfizzは基本的にツラいと思います。プレスアタックのレーンはその常識を覆せることができます。
メインのルーンが覇道ではないためにバーストダメージは劣るものの、序盤から有利を築いて稼いだゴールドで埋め合わせることができます。
失敗した際のデメリットが大きく、ハイリスクハイリターンなシビアな立ち回りが必要なので自信のある方は一度試してみてもいいのではないかと思います。




