ランクをプレイしていると必ず出てくるであろうチーム構成の問題。
「we have no ap」「dont pick zed」「why we 4 ap」
チームが物理攻撃のADか魔法攻撃のAP過多に構成が偏ってしまった際にこのような発言はたまに見受けられるでしょう。
実際のところ相手からしたらこのような構成は対処がしやすく、チャンピョンのピックやビルドだけで有利不利がでてきてしまうのも事実です。
ただ、それだけで決まってしまうほど浅くないのがこのLOLというゲームですしチャットでガタガタいうのはそれだけでチームの士気も下がるので止めた方がいいです、はい。
ですが、もしもそのようなダメージに関して偏った構成が組まれてしまった場合、物理過多のALL ADか魔法過多の4APはどちらが辛いのか個人的に語りたいと思います。
ALLAD構成
ALLAD構成はtop、jungle、mid、adcの全員がADメインのチャンピョンをピックした構成です。
物理攻撃がメインなので相手からしたらアーマーを積めば、ほとんどの攻撃は軽減できるので一般的には嫌われています。
チャンピョンのピックとして、チーム側が対策できることはサポートにAPメイジをピックしてあげることでしょうね。
4AP構成
4AP構成はtop、jungle、mid、supportがAPメインのチャンピョンをピックした構成です。
魔法攻撃が多く、相手は魔法防御を積むとADC以外のダメージを軽減できます。
物理ダメージ主体のADCがいるので構成として4apは責められることは比較的に少ないでしょう。
どちらの構成のほうが辛いのかどうか
ALLAD構成と4AP構成、強いて言うのであれば個人的には4APの方があまりよろしくないと思っています。
どちらかで構成するのであれば、ALLAD構成派の人間です。AD構成はそこまで悪いと捉えていません。決して逆張りしているのではなく、理由を述べたいと思います。
そもそも相手にタンク構成でなければ気にする必要はない
自分のチームがALL AD構成になった際にAPダメージがないと文句を言う人がいますが、相手のチーム構成を見るとタンクがいなかったりします。
防御アイテムをひたすら積むようなチャンピョンがいなければ、次に説明するある程度の物理貫通アイテムを積めば特段気にする必要はありません。
ダメージを受けることに特化したタンクがいないのであれば、物理ダメージに寄ろうが大した問題ではない・・まずはそれを前提として挙げました。
貫通手段が豊富
相手からの物理ダメージを軽減するAR(アーマーレジスト)と魔法ダメージを軽減するMR(マジックレジスト)を無視するステータスがLOLにはあります。
物理貫通の一つの例としてドミニクリガード、魔法貫通はヴォイドスタッフがありますよね。はADCが好んで積むアーマーを割合で削るアイテムですが、ファイター向けにはブラッククリーバーがあります。ブラッククリーバーは条件付きでどちらも物理貫通割合は30%です。
今ここでは詳しくは言いませんが、物理貫通は他にもなどの脅威というステータスもあります。
チャンピョンによっては上記の脅威アイテムに物理防御貫通アイテムを加えたビルドで貫通に特化したビルドに向かうこともできます。セルリダの怨恨はスキルヘイストも含まれるのでアサシン用の物理貫通アイテムになりますね。の2つを買ってしまえば相手のアーマーをかなり無視できるようになりますし、一部のチャンピョンはマッチします。
つまり、以前と比べてADチャンピョンは物理貫通に関してベストなビルドが組めるようになりました。
ADチャンピョンは全ての攻撃がメインダメージ
通常攻撃はいわばクールダウンの短い、対象指定のダメージスキルです。
ADチャンピョンはスキル以外にも通常攻撃も痛く、逆に魔法主体のメイジ達はスキルを使ってダメージを出すので通常攻撃はあまり大したことないです。
スキルがクールダウン中のメイジ達は通常攻撃でしかダメージが出せません。マルモティウスの胃袋は対APとして費用対効果が高く、ライフラインで発動する魔法シールド量でメイジ達のスキルダメージは殆ど防ぐことが出来ます。
メイジはスキルダメージさえ耐えれば後は上から叩き込めますが、ファイターやマークスマンは通常攻撃もダメージ源なのでメイジほどビルドで対策されることもなく安定しています。
どちらの構成も結局は味方に依存するときがある
midにパンテオンやゼド、タロンなどをピックされてALLAD構成で萎えるときありますか?
貫通アイテムがあるものの確かに相手が防具を積んでしまえば、APとADのバランスのいい構成よりかはダメージの通りは悪くなってしまいます。
ただ、相手が防具を積み切ってしまう前に試合を終わらせればいいのであって、そもそも上記のチャンピョン達はレーンで勝ってサイドを荒らして早く試合を畳むことが得意です。
とはいえ、使っている本人や周りの人たちが意識しているかどうか疑問が生まれます。
ADC本人に至ってはレイトを見据えていたのにアーリーゲームをしないといけないとなると計画も崩れてしまいますからね(それ意識しているかどうか略)
一方、ADCという存在があるので4APでも問題ないと思う方もいるでしょう。確かにADCが育てばAPとADのバランスはそこまで悪くならないです。
4APだと先ほど挙げたマルモティウスの胃袋を詰まれますが、ADCの物理ダメージも看過できません。
しかし、ADCの物理ダメージが重要になる4AP構成でもしもADCが腐ってしまったらどうでしょう。エズリアルやカリスタなどダメージを出すのが難しかったり、装備依存度の高いチャンピョンをピックした結果、序盤のレーン戦でボロ負けして何もできないシーンは多々、見られます。
自分はよく見ています。ジャングラーに引き倒されまくり、集団戦も遠くからハッピーターンを飛ばすことしかできないエズリアルを。
最後に
最後にも挙げた通り、ALLADでも4APでも結局のところどんなに理想的な構成を語っても使っている本人たちのプレイが悪いと無駄骨です。
改めてですが、ガタガタ言うのはチームの士気を下げるだけなのでやめたほうがいいです。自分はALLAD構成をそこまで悪いとは思いません。
ただ少しでもそのようなトラブルを減らしたいのであれば、チャンピョンのプールを増やしたり、botレーンの人たちがフレックスに選べるロールに4th、5thピックを渡してあげるというのもいいでしょうね。