このスキンお気に入りです。
アジールはマークスマンの魔法ダメージ版であるAP DPSチャンピオンでミッドの花形だ。
APダメージはDPSも高いくせにバーストダメージもある。
スキルによっては、集団戦の流れも変えることができる・・・マークスマンでそのようなスキルを持っているチャンピオンはかなり限られるでしょう。
そのアジールがプロシーンでタンク運用されたのを見て、自分が使っているタンクガリオと同じ先見の明を感じました。
-
【lol】ダメージではなく前衛を張る、Mid Tank Galioのビルドガイド
ミッドレーンといえば、ダメージを出すチャンピョンを選ぶというのが一般的だ。 多くはメイジやアサシンというロールに分類されるチャンピョンがピックされ、ファイターは一部適正があってもマークスマンやタンクは ...
続きを見る
砂塵兵の長距離かつ高DPSを兼ね備え、シュリーマシャッフル(E→Q→R)による集団戦の世界を180度ひっくり返せるポテンシャル。
まさに皇帝の名に冠するにふさわしいチャンピオンのタンク運用に関して自分なりにまとめたいと思います。
タンクアジールのビルド
ShowMakerがFOX戦で見せたタンクアジール
クラウンが消え、下がった耐久力を握撃とコスパの良いタンクアイテムで補完するどころか強化するビルド
装備はライアンドリーの苦悶、フローズンハートは確定で次にアビサルが多い
継続戦闘が強いアジールだからこその選択で、シャッフルしやすくなるのも良い pic.twitter.com/f0zWHi9b7W— Jaeger / いぇーがー (@Jaeger0446) February 23, 2024
こちらのビルドは実際にプロシーンでShowMaker選手が運用したタンクアジールになります。
対面や相手のダメージバランス次第になりますが、個人的には左から順に積むのがいいでしょう。
フルタンクだとあまりにも火力がないので、ライアンドリーの苦悶とリフトメーカーは必要ということですね。
フローズンハート、アビサルマスク、騎士の誓いがタンクアイテムで選ばれる理由としては、
価格が安い、スキルヘイストが取れるの2つが大きいと思います。
基本的にタンクアイテムは2800ゴールド前後だと仮定します。3つで8400ゴールドかかるに対して、
これら上記のアイテムは左から順にフロハは2400ゴールド、アビサルは2400ゴールド、騎士は2200ゴールドの7000ゴールド。
つまり差額の1400ゴールド分は他のビルドに回せる(この場合、火力アイテム)というのが採用される理由だと思います。
後はスキルヘイストも得れる点も採用理由でしょう。今シーズンのメイジアイテムはスキルヘイストを多く得られない(強力なメイジアイテムにスキルヘイストがついてない)のでスキルの回転がよくないです。
個人的にタンクやファイターは前シーズンと同じ強いアイテムにもスキルヘイストがあると思います。コスパもよくスキルヘイストもあるという点が選ばれる理由だと思います。
サモナースペル
レーン戦の復帰と集団戦での瞬間的な寄りのテレポートは必須ということもあり、説明は不要でしょう。
ルーン
タンクアジールということもあり、不滅-栄華のルーンになります。※不死者の握激は砂塵兵にも乗ります。
打ちこわし でプレートを取り、ゴールドを稼ぐ。心身調整 と超成長 は序盤のレーン戦ではなく、中盤以降の集団戦を重視しているでしょう。
冷静沈着はマナ目当て、レジェンド:迅速はアジールに必要なASを補うためであまり説明は要らないと思います。
ミッドでタンクアジールをするメリット
アジールがタンクをする有効的な使い方があるのか個人的な思うことは2つあり、補足のような説明になると思います。
継続してダメージを出せる
これは状況によってはタンクにした方がダメージが出せるという場面もあるということです。
先手を打たれてしまい、アサシンによって全くダメージが出せないよりかは、バーストダメージを残り3~4割ヘルス耐えて殴り返した方が単純な話強いです。
アサシンはバースト後は火力が低いので状況次第ではアウトプレイできます。
集団戦も相手の圧力に屈することなく、ある程度はダメージをもらいながら自分のダメージを出せるという点が強みで純粋な火力ビルドであれば1発のスネアやスタンが命取りになるので慎重な立ち回りが必要になってしまいます。この点、タンクにして硬くしておけば少しの集中砲火も耐えれちゃったりします。
Rの使いどころを見極めれる
これに関してはガリオと同じ共通点ですが、重要なスキルを適切な状況で適切なタイミングで使いやすくなります。
アジールのRはAOEのノックバックスキルで、エンゲージ、ディスエンゲージ、キャッチなど使用用途に富んだスキルになります。
特にエンゲージやキャッチは自分から敵陣へ向かい、自陣の方向へノックバックさせるわけですから身体の脆いメイジが突っ込むとなるとリスクは高いでしょう。
プロプレイヤー達は限られた時間の中で一瞬の隙をついてそういった芸当ができるのでしょうが、自分たちのような一般プレイヤーは難しいはずです。
そこでタンクにして硬くすることによって、敵陣へ雑に突っ込んでしまっても、耐えて倒される前にRを使えるような機会が生まれます。
脆いメイジであれば、ファイターやアサシンが突っ込んできて、来ないで!とばかりにすぐさまRで跳ね返すだけ・・・の多いと思います。
もちろん、本来はそういった使い方なので間違ってはいませんし、味方のマークスマンを守るためにもそういった使い方は大事です。
ただ、可能性が広がるという意味では攻めに転じたRという手段があるのとないのとでは大きく違うと思いますので、いずれ使えるといいでしょう。
タンクにすることでアジールの使い方を習熟しやすくなると思います。
10試合くらい使ってみた感想
感想としては自分の想像以上の硬さを発揮してくれました。
相手があとちょっとで削れると無理して前へでてその結果、アウトプレイで倒せたりベイトできたことも少なくはなかったです。
初手にライアンドリーの苦悶を積むものですが、他のアジールOTPでタンク運用している人はいきなり鋼の心等のタンクアイテムを積んでいることもあって、そちらの方は序盤から安定はしていました。
以前、アジールを使っていましたがこのタンク運用の方がデスは少なく具体的に言うと平均デス3以下に抑えれて、自分としてはこちらの方が性に合っており、まずはタンク、慣れてきたら純粋なメイジ運用という流れも悪くないなと思いました。