2026年シーズンではゲームシステムが大きく変化し、これまでの判断基準がそのまま最適にならない場面も増えています。
それでも、細かい最適解は変わっても、毎試合意識すべき基本的な考え方自体は今も共通しています。
lolはどのチャンピョンでも長所短所があります。
フィズはレーン戦はそこまで強くなく、集団戦も対策がしやすい反面、gank合わせやEスキルの生存力に長けています。
今回はそのフィズの長所を活かした動画の詳細を細かく説明していきたいと思います。
この試合では、KDA 20/1/6というキャリースコアをしていますが、内容はかなり互角で危ういゲームとなっています。
fizz vs syndraのレーニング
fizzが有利です。シンドラのE
をE
で避けることが出来るのであれば、簡単に勝てると言えます。
逆に反応できずに避けることができないのであれば、Lv6以降のR
をE
したいところです。そうすれば、ダメージレースではこちらの方が上回ります。
基本的にQ
から入る基本コンボ。シンドラは接近されると弱いため、拒否スキルとしてのE
がクールダウン中であれば積極的に攻めましょう。クールダウンも17秒と非常に長いです。
fizz vs syndra
では、実際にfizz vs syndraのマッチアップでfizzをどう使ったのかを重要な部分だけ解説していきたいと思います。
動画 試合開始から~2:50 Lv3まで
fizzは序盤のレーニング、特にLv2までは非常に弱いです。Lv2の段階でE
からの仕掛けでダメージトレードを有利に築ける場合はありますが、基本的には弱い部類です。
動画のように必要最低限のcsを取り、セーフティーにプレイしてLv3を目指します。Lv3から仕掛けれるので、それまでは出来ればポーションを1つも使いたくないですね。
動画 2:55~3:10 フィズ ガンクアシスト
シャコからのガンクに行くというピングが来ました。
シンドラというブリンクスキルのないベタ足メイジチャンピョンであるということと、ウェーブ状況の2点からガンクは確実に決まると確信していました。
E
で相手のスキルを避けつつ、スロウを付けてガンクに成功します。相手はフラッシュを落としても、自陣のタワーの距離も遠く、フィズはQ
で追撃ブリンクもありますので諦めていましたね。
動画 4:15~4:40 フィズ ロームキル
ウェーブを無理やり処理してからのロームです。スキルを使ってのウェーブ処理に加え、ヘルスも半分以上減っていたので、相手のシンドラの立場を考えればリコールしたと考えるでしょう。
TOPレーンの状況をみて、自分のヘルスの状況でもロームが出来ると思ったのでTOPに向かいますが、道中の川の視界が取られていたので迂回をしてロームキルに成功します。
このようにキルに関するアンテナを常に張っておくのはアサシンとして大事なことだと思います。
動画 6:35~6:40 フィズ ソロキル
自分のビルドと相手のヘルスからR
を当てたらキルできます。
シンドラはW
をしているときは地点指定スキルかつチャンピョンを動かすという2重操作が必要になっていますので、そこでさらに相手の方向指定スキルを避けるというのは難しいと思います。そこでQ
をミニオンに当てて距離を詰めてR
を当てています。
このときもですが、シンドラの立場を考えると確実にデスしてしまうのでE
をフラッシュ
で避けようとするでしょう。そこを読んでフラッシュ
→E
の着水でキルを取ります。上位レートだからこそ簡単に読み取れる立ち回りですね。
動画 8:20~8:35 フィズ 寄りアシストキル
この段階ですでにフィズはレーンの主導権を握れるようになりました。
ここ次に意識したいのは単独で他のレーンへ干渉すること、または味方のジャングルと合わせることです。
動画ではシャコがヘラルド周りにいてラムスがマップに映った段階でファームを捨て、すぐに寄っています。結果的にキルとヘラルドを獲得しました。
これは個人的な意見ですが、アサシンはこのようにファームを捨てて自分のレーン以外で有利を作るという行動が非常に大切だと思います。
動画 10:20~8:35 フィズ 寄りアシストキル
相手の視界外からキルを狙っているシーンです。すでにタワーダイブもできる火力も手に入れていますので、シンドラの逃げる軌道からR
を当てれる位置に立っています。
シャコも援護に来てくれたらので簡単に決まりましたが、Q
とE
を距離に詰めるためだけに使っており、R
を当てるだけで簡単にキルできます。
フィズはこのようにガンク合わせに関しては最強なのでジャングルはぜひとも来て欲しいです。
動画 13:50~14:10 フィズ 寄りキルとアシスト
アサシンはキルのアンテナを張っておくことが重要と言いました。ここでもそうですが、自分は暇があれば常にマップを見ています。
TOPでジェイスがガンクを受けているのを察知してすぐに寄りに行きます。ここでも若干小技ですが、E
のようなブリンクを使うと寄りの時間が早くなります。
当たり前のことを言ってますが、意外と実行している人は少ないと思います。マナとクールダウンに余裕があるときは積極的に使っていますね。
動画 18:10 E撤退
これは個人的な立ち回りになりますが、自分は基本的に1:1トレードはワースとは考えません。
動画のように戦ってもデスしてしまうような状況であればすぐに逃げます。
これ以降は戦っても有利にならないようなデスを避け、ビルドや育ち具合から無理やり合わせれるのであれば積極的にブリンクスキルを使って味方と合わせています。
動画 22:10 チーム状況
さて、ここまでの状況を見るとこちらのチームが有利であると思うでしょう。
ですが、自分は全くそうは思っていません。
はっきり言いますが、この少し前のようなフィズがいない状況でファイトを続けると普通に負けます。23キル vs 13キルでこちらのチームはキルを多く持っていますが、その大半はフィズの11キルです。
単純に考えてフィズがいない状況だと12キル vs 13キルで大して変わりません。(4vs5でファイトというのはないのですが・・・)
なぜこんなことを言うのかというと、自分は逆転負けをかなり経験しています。
この時間帯までの試合の流れではフィズが育って他レーンに干渉して有利を積み重ねています。それを自分たちが強いと錯覚しているプレイヤーが多く、フィズがいないときでも戦って負けてを繰り返して・・・というのがあまりにも多い。
既視感がすごいです。今までの経験から内心、自分は逆転負けを意識して焦っています。
フィズは味方がある程度働いてくれないと力を発揮できません。それほど上位帯では対策が簡単なのです。
チームにアサシンがいて、なおかつアサシンが育っているのであれば集団戦に必ず参加できるようなファイトを出来る限り意識して欲しいです。
動画 26:10~26:50 フィズ 奇襲からの撤退ムーブ
相手のマップからはバロン付近でフィズが映っています。そこからmidに横切り、相手のブルー付近のブッシュまで移動しました。
オラクルレンズ
を回しながら入っていますので確実に視界がないことも分かって、相手からフィズがこの位置まで移動したという情報がありません。
結果、R
からの奇襲は出来ましたがキルは取れず撤退します。しかし、このような視界を意識した立ち回りはアサシンとして大事だと思っています。
さらに付け加えると、帰りまでが遠足と言われるようにデスせず撤退できることまでがアサシンと言えます。ここはしっかり、ゾーニャ
とE
で退避できていました。
動画 31:10 インヒビターをギブ
バロンも取られ、なぜか味方の立ち位置の甘さから次々と倒されインヒビを渡します。
ここでまず第一に思い浮かぶことは、ネクサスを取られてからの逆転負け。
相手はバロンバフを持っていますし、シャコとジェイスも倒れているのでチャンスです。
この状況で一番やってはいけないことはデスすることです。間違いなくこのチームの最後の砦はフィズと言えます。
ブリッツがキャッチしていますが、絶対にデスしてはならないことを考えるとここは潔く引いてインヒビギブの結論に辿り着くのはキャリーとしては当然の帰結でしょう。
もしここでデスしたらネクサスが割られているかもしませんし、相手のCC(スタン、スネア、チャーム、タウント持ち構成)の濃さを見てもファイトするのはあまりにもリスキーです。
動画 32:20~33:00 mid 2ndタワー攻略とビルド選択
たまにタンクの人は錯覚しています。
自分はキルされない、フォーカスされるわけない・・・と。
サンドバッグできてキルできるのでれば、仕掛けますしR
も使います。ラムスをキルできたあとザイラがE
をしますのでゾーニャ
で避けながらE
再使用まで時間を稼ぎます。
そこから逃げるのではなく、ザイラにE
→WQ![]()
で倒しに行きます。フィズのビルド的にキルができて、付近にはセラフィーンしかいないので撤退できると考えたからなのですが、フラッシュで退避されました。なので、タワーを破壊してQ
をミニオンに打って撤退。その後、フラッシュを無くしたザイラをキャッチしてキルできたので行動としては良かったと言えるでしょう。
ビルドのラストピースはメジャイ
を選びました。試合の展開的にもう終わりに向かっているので、他の高額なレジェンダリーアイテムまで間に合わないこと、キャリーしているのでキルアシストでスタックを稼ぎやすいこと、ミシックボーナスが欲しいという3点が理由ですね。
動画 34:25~35:15
シャコがキャッチされてデス。4vs5になってしまいました。
ここは相手のミス待ちを期待してウルフ付近のブッシュに待機。オラクルレンズ
を回して視界がないことを確認しました。
midはインヒビを取っていることもあるのか、topを攻めようとジャングルの中に入りますが、ラムスとザイラをスルーして甘い位置いたセラフィーンを狩り取ります。
育ち具合的にR
はセラフィーンではなく、ザイラに投げましたがゾーニャ
で回避されます。
セラフィーンザイラを倒せば、火力の出せるチャンピョンが半分減るのでザイラを無理やりフラッシュ
→E
で倒します。
この後に当たってデスしてしまう状況でゾーニャ
とE
ですべて回避して生還。人数不利の状況をイーブンに抑えました。
スキルヘイストを積みまくれば、E
→ゾーニャ
→E
がしやすくなります。慣れるとクールダウンを意識しながらゾーニャ
→E
ができることになるでしょう。
試合終了まで
最後はバロンファイトで勝ち切って勝利しました。
集団戦も育ったフィズが前へ出ると相手は自然と警戒しますし、Q
は対象指定のブリンクは立ち位置によって自分の行きたい方向へブリンクができます。
奥へ突っ込んだジャックスを倒すためにバックでQ
ブリンクをして前衛から後衛へ位置を変え、相手にダメージを出させないようにしている。
相手はすでに3人倒れていてこちらはバロンバフも獲得。ここで勝ち切るために無駄なチェイスをせずにネクサス破壊を目指すほうがいいでしょうね。
最後に
ここまでの長い試合内容を箇条書きで簡単にまとめると
- Lv3までは弱く、csと経験値は最低限に。
- 2種類のブリンクを持ちガンク合わせは最強
- アサシンとしてロームや寄りを意識し、キルのアンテナを張っておく
- そのためにはマップを見る。視界外での行動を心掛ける
- 極力デスを抑え、常に全体を通して影響力を出していく
- Eのタイミングやゾーニャのタイミングは非常に大事
レーンは辛く、集団戦も味方が必要な点からも若干、味方依存なチャンピョンでもあります。
それでもフィズは他のアサシンにはない魅力的な性能を持っています。
レーン戦は苦手だからこそ、キルに関しては貪欲になってスノーボールの手段を増やし、キャリーの可能性を広げたいものです。


