midのスタートアイテムは基本的にドランリングを積む。
メイジチャンピョンのほとんどが当てはまり、ほかの候補といえば、コラプトポーションかダークシールくらいでしょう。スタートアイテムがダークシールというのは稀ですが、コラプトポーションはたまに買っているチャンピョンもいます。
パッチノート13.20ではドラン系アイテムが総じてバフされたことによって、APチャンピョンはコラプトポーションよりドランリングの方が強いのではないかと・・・思いました。
自分はフィズを使っているのでコラプトポーションは選択肢にはあるものの、今回のパッチでマナのあるAPチャンピョンであれば、より一層ドランリングを推したいです。
その理由を挙げたいと思います。
ドランリングのバフ
- 魔力:15→18
- 体力:70→90
パッチノート13.20にて、大きな影響力を持つジャングラーの対抗措置として、ドランリングは上記のような調整が入りました。
ドランリングとコラプトポーションの付与ステータス関係
調整後ドランリングは魔力18と体力90の付与ステータスになりました。
ドランリングでスタートアイテムした場合は
になります。体力ポーションは体力を120回復してくれますので、このスタートアイテムだと計240の回復量になります。
一方、コラプトポーションの場合、
です。1個あたり体力100とマナ75を回復してくれますので計、体力300とマナ225の回復量になります。
一見してコラプトポーションの方が回復してくれると思いますが、ドランリングの場合は体力90を付与してくれますので、実際はドランリングスタートした場合の方が体力面では体力30有利になります。
では、マナについてはどうだろうか。確かにドランリングにはマナの付与ステータスはない。
しかし、ドランリングは生気吸収によって毎秒1マナ回復してくれる。敵にダメージを与えると10秒間、1.5倍の回復量になる。つまり、10秒で15マナ。
敵チャンピョンに何もダメージを与えていない場合でも、マナを消費してから3分45秒経過するだけでコラプトポーションのマナ回復量を上回る。レーニングにおいて敵チャンピョンにダメージを与えないという状況はないと思いますので、ドランリングの方がマナ回復面でも軍配が上がるのではないかと個人的には結論付けています。
ドランリングとコラプトポーションのダメージ関係
ドランリングは魔力18付与してくれます。コラプトポーションは飲んでいる12秒間、15魔法ダメージを3秒間かけて与えてくれる。
細かいこと抜きで単純に考えると、どちらの方がダメージを与えてくれるのかは、ドランリングだと思います。
コラプトポーションは飲んでから12秒間という制限がありますが、ドランリングはステータスとして魔力を得ているのでスキルを当てるだけでいつでもダメージを出すことが出来ます。
コラプトポーションは通常攻撃にも効果を発揮する点は評価できますが、12秒間×コラプト3個=レーニングの36秒間だけしか恩恵を受けられないのと、魔力が既に18付与されている状態ではどちらがダメージ面で優れているかは明らかでしょう。
ドランリングとコラプトポーションの将来のゴールド差
スタートアイテムはいずれ売却されます。そうすると、購入額の40%が売却ゴールドとして返ってきますね。
ドランリングスタートは体力ポーションを使い切った場合、代わりに詰め替えポーションを買うのが一般的なので
の合計650ゴールドかかるとします。
ドランリングと詰め替えポーションが売却額は220ゴールドなので、650-220=430ゴールドの損失(この例えはどうなのか疑問)
コラプトポーションは使い切っても、また補充されるので
の500ゴールドで継続です。
売却額も200ゴールドなので、500-200=300ゴールド
ドランリングスタート+詰め替えポーションとコラプトポーションスタートを比べた場合、コラプトポーションの方が130ゴールド得をしてビルドを早く進めれることになります。
ただ、この130ゴールドと先の2つのメリットを比べて、コラプトポーションを取るのかはどうかと言われれば怪しいところです。
最後に
スタートアイテムの調整によって、ドラン系は総じてコスパがさらによくなり、序盤において強力なアイテムになりました。
コラプトポーションという選択肢も一部メリットはあるのでしょうが、パッチ13.20以降、個人的にはドランアイテムはそれらをさらに上回る内容だと思いました。