現パッチ14.15では依然としてミッドにマークスマン(adc)を置くメタが強く、プロシーンではこれを基軸していることが多い。
一般的にもその選択肢は考えており、やっぱり集団戦で一番DPSを出せるであろうマークスマンを2つ配置するのは非常に強力だと思います。
この2adc構成は以前にもちらほら見た記憶はあるんですよね。
ルシアン、トリスターナ、カイサmidなど・・・。
今はゼリや最近マークスマン寄りにリワークされたコーキも結局、ミッドレーンで見るようになりました。
自分も勝つためにはメタに適応するこが大事と考えはじめ、ちょっと試しています。上手い人が今強いと考えているからチャンピオンをピックをしているから強いという理論ですね。
今回はこのミッドレーンでマークスマンが再評価されている理由などを書いていければなと思います。
ミッドレーンにマークスマンがピックされる理由
マークスマン(ADC)をミッドレーンに置くメタが強い理由はいくつかあります。
アイテムの変化
マークスマンが強い理由はアイテムの変化が大きいと思います。
一例としてはクラーケンスレイヤーは攻撃力+50、攻撃速度+40%、移動速度+7%増加しています。
クリティカル率は削除されたものの他のマークスマンの必須アイテムでクリティカル率5%上昇しており、25%に変更されています。このことから4つのレジェンダリーアイテムでクリティカル率100%を到達することができます。
なので残りの1つをクリティカル率が削除されたものの強化されたクラーケンスレイヤーやブラッドサースターを積むことが出来るということですね。
ブラッドサースターの余剰シールド量はレベルスケーリングしなくなり初手で積んでも強く1stコアを積んだ段階で強いチャンピオンもいます。
APジャングラーが強い
現パッチ14.15ではいまだにAPジャングルが強い状況です。
ジャングルのクリアスピードが早めて、序盤から圧力をかけていく立ち回りが強いです。
ファーム寄りのチャンピオンであるシヴァーナやカーサスなども集団戦の強さを考えると早くファームしてビルドを整え、集団戦でAOEダメージを出していく方が強いのでAPチャピオンが好まれます。
ジャングルにAPチャンピオンを置くのであれば、チームのダメージのバランスを保つためにミッドにマークスマンを置く方がいいですよね。
序盤のファームが安定している
現段階までメイジやアサシンがナーフされていることから、序盤弱いマークスマンのファームが安定しやすくなっています。
なんならトリスターナやルシアンはレーニングの段階から強く、ファームとプッシュによる圧力をかけやすい。ミッドは一人で経験値を得ることからボットレーンと比べてレベルの遅れが取られません。
今パッチでやっとメイジ類がバフされていますし、トリスターナに関してはナーフをもらっていますが、個人的にはまだティアが下がったかといえば微妙なところで評価待ちな印象。
マークスマン自体、チームファイトでは一番火力がでることからミッドで置いても安定しているのであれば置かない話はありません。
APジャングルが強いことで、ミッドにADチャンピオンを置く場合、なぜマークスマンなのかという話はこういったことあるからだと思います。
おすすめのmidマークスマン
次に個人的なおすすめなミッドマークマンを挙げたいと思います。
一部、ナーフが入っているチャンピオンがいて評価待ちですが
トリスターナ
- 難易度:★☆☆
- ダメージ:★★★
- レーニングの強さ:★★★
トリスターナは以前からミッドマークスマンとしてピックされていたチャンピオンです。
Eによる単体に対する単体バーストが強力でパッシブを含めたプッシュやタワーシージなどにも使えます。
Wの逃げ or 追撃スキルに加え、Rのディスエンゲージとスキルセットも分かりやすく、極めた使い方を考えなければ難易度自体は低いでしょう。
あまりのレーンの強さにパッチ14.14にてQに追加マナが発生してしまい、評価待ちなところですが、勝率が現パッチ14.16では約45%とナーフ前より約7%くらい落ちているので言わなくても分かることでしょうね。ただ以前からピックされてきた歴史があったので、今回挙げてしまいました。今はバフ待ちでしょう・。・
ルシアン
- 難易度:★★☆
- ダメージ:★★☆
- レーニングの強さ:★★★
ルシアンも同様に少し前からミッドで扱われるマークスマンでしょう。
Qのハラスやブリンクスキルを絡めたオールイン、スキル使用後の2回攻撃のパッシブ等・・・序盤からのレーンプレッシャーは凄まじく、序中盤までの圧力はマークスマンの中でも群を抜いてます。
その分、スケーリングはそこまでよくなく、射程も500なのである程度のダメージは覚悟の上で立ち回る必要があると思います。
ゼリ
- 難易度:★★★
- ダメージ:★★☆
- レーニングの強さ:★★☆
自分が今ミッドで愛用しているマークスマンです。
通常攻撃が方向指定になっており、通常攻撃がダメージ源のゼリはQを外してしまうは致命的です。
それゆえに対象をクリックする必要がなく、引き撃ちが苦手な自分はこのマークスマンが合っていましたね。
Eは壁を越えたブリンクが可能でギリギリな立ち回りが可能。
これにより驚異的な追撃性能も持ち合わせ、個人的にOPと言われるチャンピオンはこういった対策不可能なことを押し付けれることだと思っています。
コーキ
- 難易度:★☆☆
- ダメージ:★★★
- レーニングの強さ:★★☆
AP寄りの時代の名残りから、ADチャンピオンへ完全に移行してもミッド運用されています。
スキルも分かりやすく、後半のバーストダメージは以前より落ちたもののAAにtrue damageが追加されEのAR低下も相まって序盤から強気に立ち回ることが出来ます。
ポークも得意であり、ダメージ自体も出しやすくこの中では一番初心者にもオススメできるでしょう。
さいごに
今回挙げたマークスマンはブリンクスキルを持ち合わせており、安定してスケールすることができます。
ミッドレーンのファームのしやすさやアイテムの強化、APジャングルの台頭を含め、ミッドレーンへマークスマンが流れ込みました。
ファームを一人で取ることが出来るのでレベル差も付きづらく、レイトゲームが強いマークスマンをミッドに置くのは今の流れからして理にかなっています。
チャンピオンプールの一つとして何かしらマークスマンを入れておくのも悪くないと思います。