
LoLにおいて、ミニマップは非常に重要な情報源のひとつだ。
FPSのように反射神経やエイムの正確さが重視されるゲームとは違い、LoLは5vs5で刻一刻と状況が変化していく情報処理のゲームでもある。
そして、その情報の多くは、画面の隅にある小さなミニマップに集約されている。
自分自身、昔は設定でミニマップの大きさを最小にしてプレイしていたが、今はある程度大きく表示するようにしています。
一般的にLoLが上手いプレイヤーほどミニマップをよく見ていると言われる。
ずいぶんと昔なので記憶が曖昧なのですが、Fakerは4秒に1回はミニマップを見ているみたいな感じの記事をみたようなないような・・・ソースは見つかりませんでした・・・。
とはいえ、試合中に頻繁にミニマップへ目を向けることが、上達において重要であるという点については、多くのプレイヤーが共通して指摘しています。
では実際、ミニマップはいつ見ればいいのかという問題。
プロのように常に意識しすぎると、目の前の操作や戦闘に集中できず、かえってパフォーマンスが落ちてしまうこともあるだろう。
ただし、「見たほうがいい、又は、見れるタイミング」というものは確実に存在する。そしてそれは、ある程度意識するだけでも十分に身につけることができると思います。
今回は、そうしたミニマップを見るべきタイミングについて整理していきたいと思います。
マップを見ると何を得れるのか
まず、ミニマップを見ることでどのような情報を得られるのかについて触れていきます。
正直に言えば、挙げ始めるとキリがないですね。それくらいミニマップには多くの情報が詰まっており、すべてを細かく説明しようとすると、それだけで一日が終わってしまいます。
この記事とかで飯が食えれば進んでやるんですが
そこで今回は、特に分かりやすく、意識しやすい情報に絞って紹介したいです。
ワードに映った敵を察知
ミニマップに映るワードは、敵の存在を知らせてくれる最も基本的な情報源です。
レーン戦中であっても、ミニマップ上に敵チャンピオンが一瞬でも映れば、「今どこにいるのか」「どちらに向かっているのか」を推測できる。
特にジャングラーやロームの多いチャンピオンは、姿が見えた瞬間が、最も重要な情報になることが多い。
これに気づけるかどうかで、不用意なデスを避けられるか、あるいは仕掛ける準備ができるかが大きく変わってくるでしょう。
この情報をミニマップで得られないとどうなるか
もちろん、その結果としてガンクやロームによるデスが発生する。ただし、問題なのはデスそのものではなく、その感じ方だ。
数十秒前に敵がワードに映っていたにもかかわらず、
「急に来た」
「予測できなかった」
と感じてしまう。
しかしそれは奇襲ではなく、単に情報を見逃していただけというケースが多い。
そして、ワードに映った敵を確認できていないのであれば、そのワードは意味がないのと同じで、視界がない状況で戦っているのと変わらない。
こうしたプレイヤーは、本来引くべき不利なタイミングでも前に出てしまったり、下がる判断が遅れてキャッチされ、同じようなデスを繰り返すことになりやすいと思います。
ワードというものは「置くこと」ではなく、「映った情報を確認して初めて意味を持つ」わけです。
味方の行動位置から、これから何が起こるのかをチェック
ミニマップは「敵を見るため」だと思われがちだが、「味方を見るため」でもあります。
つまり、味方がどこにいてどこへ向かおうとしているのかを把握するのも大事というわけです。
例えば簡単な話、味方のジャングルが敵の森へ入ろうとしている場面。
これはカウンタージャングルといって、相手のジャングルモンスターを奪ったり、相手の動きを把握したりあわよくば倒すといった奇襲みたいなもんですが、この行動はリスクを伴います。
敵陣側へ踏み込む以上、相手は助けに来やすく、一方でこちらは距離的に寄りにくい状況になりやすい。
だが、事前に味方の動きをミニマップで察知できていれば、
「この後、何が起こりそうか」
「自分はどう動くべきか」
といった判断がしやすくなる。
ジャングル目線では、相手のレーナの寄るルートによって逃げ道を確保したり、これ以上戦うべきかどうかの判断もできます。
他のプレイヤー目線でもレーンをプッシュして自分は最速で寄りやすくしたりと事前準備ができます。
この考え方は、ドラゴンやヘラルドなどのオブジェクトが湧く場面でも同じです。
オブジェクト出現前に、サポートが視界を取りに行こうとしているのか、あるいは誰も準備に動いていないのか。
これをミニマップで確認できるかどうかで、その後の動きは大きく変わりますよね?
サポート目線では、周囲のプレイヤーがまだ遠くにいるのが確認できたら、自分だけ視界を取りに行くのは危険であると認識できます。
他のプレイヤー目線では、サポートが視界を取りに行こうとしていると確認できたら、自分も付いていって孤立によるキャッチがないように安全に視界を取る手伝いができます。
この情報をミニマップで得られないとどうなるか
この味方の動きをミニマップで確認できていないと、
「何でキミそんなところにいるの?」
「何でお前は助けにこないんだよ!?!」
正解不正解問わず、そういった思考に陥りやすいです。
カウンタージャングルは本質的に寄りの意識ですが、少人数の小競り合いの寄りにも同じことが言えます。
味方が接敵しやすいエリアへ向かっているにもかかわらず、ミニマップを見ていないと、寄りの判断が遅れ、相手よりも人数差を作られてしまうことがあります。
接敵して戦っている人からすれば→「なんで相手の方が寄ってきてるんだよ」
付近にいる人からすれば→「え?なんでお前そんなところで戦ってるんだよ」
オブジェクト前の行動に関しても視界を取りに行こうとする味方がキャッチされてデスした状況では、
デスしたサポート→「いやお前らなんでこっち来てないの!?」
周囲の人→「え?なんで孤立して死んでんの??」
と、なりがちです。
味方の行動を事前に把握できていれば、
「なぜここで仕掛けたのか」
「なぜ今は寄れなかったのか」
といった判断の背景も理解できるが、ミニマップを見ていない状態では、各プレイヤーがそれぞれ別の前提で動くことになる。
結果として、正解不正解に関わらず、不満や違和感だけが残りやすくなります。
それによって引き起こされるのが他責的思考というわけです。まじで多いです、本当にマジで多いです。ダイヤマスターでも余裕でいます。
ミニマップを見て、味方のアクションが良くない方向に向かいそうと分かっていて最善を尽くした結果、失敗した場合とそうでない場合では、その後の思考やプレイの質、そして上達具合が大きく変わると思っています。
ミニマップを見るタイミングはいつなのか
では、実際にミニマップを見ることができるタイミングはいつなのかという話です。
序盤のレーン戦
リコール後にレーンへ向かっているときや、ダメージトレードをせず、安全な位置にいるときなどが挙げられます。
安全な位置というのは、
- ワードを置くためにブッシュへ移動している最中
- ミニオン処理が確定するスキルを撃った瞬間
- 次のミニオンウェーブを待っている時間など
細かく挙げれば意外と多くのタイミングが存在する。
つまり、戦う瞬間やCSを取る瞬間は目の前の操作に集中すべきだが、れ以外の時間であれば、ミニマップを見る余裕は十分にあるということです。
中盤以降
中盤終盤はミニマップを見る余裕はさらに増えていきます。
なぜなら、中盤以降は集団戦やオブジェクトを軸に、試合が展開されることが多くなるからだ。
1vs1で戦う場面は減り、お互いに高火力のスキルで素早くウェーブを処理できるようになる。
そのため、スプリットプッシュによるタイマンを除けば、レーン上で細かく殴り合う場面は少なくなり、自然とミニマップを見る機会が増えるというわけです。
ちなみに、以上の説明からジャングルとサポートは、他のロールよりもミニマップを見る余裕があると思っています。
ジャングルには対面でのレーニング戦がなく、サポートはCSを取る必要がないため、タスク的に余裕が生まれやすいからですね。
そしてこの2つのロールは、ミニマップから情報を読み取り、チーム全体の動きを判断することが特に重要なロールでもあるのでミニマップの確認は大事な仕事でしょう。
さいごに
個人的にデスが多いプレイヤーはこういったミニマップに映る情報を処理していない場合が非常に多いと思っています。
ミニマップを見るという行為は、特別なテクニックではないです。ほんの一瞬、視線を動かすだけで、試合の見え方は大きく変わる場合があります。
今回はミニマップを見るタイミングというものを当たり前に記述しましたが、普段から意識している人やそれが習慣になっている人がどれだけいるでしょうか・・・。
そして、ただミニマップを見ているつもりになっていないか・・・。
そういった点を含め一度振り返ってみるのもいいかもしれません。


