ミッドレーンといえば、ダメージを出すチャンピョンを選ぶというのが一般的だ。
多くはメイジやアサシンというロールに分類されるチャンピョンがピックされ、ファイターは一部適正があってもマークスマンやタンクはミッドには、ほぼ配置されません。
ただ自分は状況によってはミッドにタンクを置くという選択肢は入ってくるとは思います。チームの構成がダメージに特化している場合は前衛を張るタンクは1体は欲しいでしょう。
そこでガリオというのはチャンピョンを見出しました。元々、タンクというロールですが、ミッドでピックされる場合はAPアイテムを積むことがほとんどです。
今回、紹介するのはAPアイテムを一切詰まない純粋なタンクガリオです。
タンクビルドにする意味やどういうときに選ぶのかを説明していきたいと思います。
タンクガリオのビルド
普通に行けば自分のフルビルドはこうなります。
すべてのアイテムが味方を直接的または間接的にサポートするアイテムになっています。
コアアイテム
サポートタンクアイテムです。
ミッドレーンなのでcsを取ってビルドを早く進めることができます。
イーブンシュラウドではなく、ソラリのロケットの理由はシールド付与もそうですが、ミシックボーナスによって周りに付与できるARとMRを増やすこととミッドレーンでビルドを早く進めれることがマッチしているからですね。
騎士の誓いと組み合わせると味方を救える場面が増えます・・・がもうすぐミシックアイテムが廃止されるので一応、lolをする上でビルド選択の柔軟な考え方として備忘録として残します・・・。
残りのアイテム
ソーンメイルは重症目的の対ADアイテムです。
ガリオのWのタウントと相性が良く、効率よく重症デバフを付けれます。
アビサルマスクは魔法防御低下デバフのある対APアイテムでコスパがかなりいいアイテムです。相手にAPが多い場合はコアアイテムより先に積みます。
靴
相手の構成にAP、ADどちらが多いのかを加味しつつ、CCが多い場合は、AAメインの構成であればと使い分けます。
それ以外の選択肢はが挙がります。クールダウン全般が短縮されるのは純粋に強いですね。
状況によるアイテム
フローズンハートはASメインに対して有効なアイテムになります。
ADC以外にもマスターイーやトリンダメア、ヨネ、ヤスオ等のチャンピョンが相手にいる場合に積みます。
場合によってはコアアイテムより先に完成させます。
サモナースペル
説明不要でしょう。ガリオのRとテレポートの2段構えでマップ全体的にいつでも寄れるようにサポートをします。
ルーン
最大限固くできる不滅とマナ、スキルヘイストを稼げる魔道です。ビルドを早く進めるために魔道ではなく天啓にするのもアリでしょう。
シャードはASシャードでなければお好みで大丈夫です。アダプティフォースを2つ選んでも構いません。
スキルオーダー
序盤はQ→W→E
Q>W>Eを優先的に上げます。一般的なガリオなので簡単に済ませます。
ミッドでタンクガリオをする意味
では、ダメージを出すミッドにおいてタンクを選ぶ理由をいくつか説明したいと思います。
タンクにして固くした方がガリオの性能を活かせる
ガリオのメインのスキルはWのAOEタウントでしょう。
詠唱時間が長ければタウントの効果も長いですが、APを積むビルドではいくらガリオとはいえ心許ないです。タンクにして固くするということは適切なタイミングで落ち着いてWを使うことができると思います。
多くを巻き込むためにど真ん中や最前線へ突っ込むことができるのはタンクの特権でしょう。
ダメージに関してもパッシブである程度稼げます。
実際、サポート極振りタンクビルドでもダメージは最低限あります。もちろんピールスキルとしても使えますので、味方のサポートによって使い分けましょう。
タンクサポートアイテムによって援護できる人が2人になる
サポートとは違ってミッドレーンはcsを取ってゴールドを稼ぐことが出来ます。
つまり、早い段階で味方を一人騎士の誓いやジークコンバージェンスでサポートすることができるのですが、その選択をtopやjungleに指定することが出来ます。
構成によってはチームにイーブンシュラウドとソラリのロケットを両立することができるということは、味方をサポートするアイテムを積む人が一人増えるのでチームの恩恵が単純に2倍になります。
ミシックアイテムはもう廃止されますが、サポートアイテムがなくならない限り、この理論は崩れません。
ソロキルをされにくい
タンクを選ぶということはバーストに耐えやすく、デスしづらいです。
ミッドはアサシンもピックされますのでタンクビルドにいけば倒せずとも倒されません。ソロQでもそうですが、特にアサシンに対してレーンで敗北すると味方に負担がかかります。
レーンをイーブンに抑えてテレポートやガリオのRで他のレーンを助けることもできますので、自分のせいで負けてしまうという可能性を減らせることができるのは大きいと思います。
ミッドでタンクガリオをする場面
ミッドがタンクをする有効的な状況がいくつかあります。それらを簡単に説明したいと思います。
チームがキャリーで尖っている構成
トップとジャングルがタンクではない、ダメージに特化したチャンピョンを選んだ場合はタンクが欲しいところでしょう。
前衛を張ってくれるタンクがいるからこそ、キャリー系チャンピョンはダメージを出しやすいのでその役割をミッドが担うというわけですね。
苦手なチャンピョンと対面する場合
こちらはさきほど説明したソロキルを防ぐためのピックですね。自分のせいで負けるという可能性を減らしてくれます。
対APチャンピョンですが、ゼドやタロンが来た場合でもアーマーを積めば余裕で耐えてくれますので他レーンが勝てば苦手な対面でも勝つことはできます。
対ADの場合はARシャードを2つ付けましょう。
キャリーはできないので味方に依存する
タンクというロールはアサシンやマークスマンと違って、いくら育っても勝敗を動かせるような試合は少ないです。
最終的に味方が必要になってきますので、自分以外が弱いと自然と試合は負けてしまいます。
サポートタンクアイテムを積みますのでミッドレーンにおいては究極のバス乗りチャンピョンでありバスの運転手をフォローする役割ですので、肝心の運転手達がダメですと終わります・・。
負ける時は負けるけど勝てるときは約束された勝利で試合を終えることが出来ます。個人的には安定したduoがいると安心してピックできるなとは思いました。