チャンピョンのビルドはある程度固定化されており、何も考えずにアイテムを買っている人はいるでしょう。
ただそのビルドは構成によってはうまく機能しない場合があります。攻撃寄りのチャンピョンでもディフェンシブに回った方がいい場合もあるということですね。
例えるのであれば、相手のAPが濃いのであれば、マークスマンであればMRとシールドがもらえるマルモティウスの胃袋の選択肢を入れるとかです。
実際に実行するかはおいて、こういった知識は当たり前としてすでに知られていることは多いです。今回はそういった基本からもうちょっと踏み込んだ話をしたいなと思います。
構成によってビルドを変えるとは
積むアイテムを選ぶ際にまずどういった基準や要素をもって選ぶのでしょうか。少なくとも戦いに有利になるように取捨選択をしたいところです。
自分は相手のチーム、味方のチーム構成の2つを見てビルドルートを決めています。どういうことなのかを説明したいと思います。
相手のチーム構成によって変えるべき点
こちらはさきほど挙げた相手のチームが4APなどAPが濃い際に攻撃アイテムでもMR寄りのアイテムを積んで対抗した方が結果的にダメージが出せるという点ですね。
ファイターであれば、マルモティウスの胃袋は必須だと思っています。自分が最近使うジェイスでも少なくとも3手目から積みます。
相手がタンク構成であれば、一部のメイジはMR貫通アイテム以外にもライアンドリーの苦悶を積みたいですし、スタンやスネアなどのCCが濃い構成に対してはサポートはミカエルの祝福を早めに購入してあげるのも大ありです。
相手の構成に刺さるアイテムというのはいつもより早く積んだほうがいいでしょう。
味方のチーム構成によって変えるべき点
ビルドアイテムの選択と言うのは相手をみてから変えることが一般的なせいで、こちらはあまり語られないと思います。
分かりやすい例を挙げると自分の構成でADかAPで偏りがある場合ですね。どちらかに偏ってしまえば、相手はアイテムで対策してくるでしょう。
味方のAPが濃いのであればAPダメージを出していくチャンピオンでもADビルドを選択する、味方のADが濃いのであれば.....(以下略
特にチャンピオンの選択肢としてADダメージを出すマークスマンでもカイサ、トゥイッチがAPビルドをしていく・・・シャコ、シヴァーナがAPビルドをしていくなどが分かりやすいと思います。
ダメージ面以外にも役割で変えていくこともあります。
ノクターンはアサシン、ファイターとして攻撃的なビルドをします。ただ以下のような構成はどうでしょう。
実際に起こった場面なのですが、このチーム構成ではダメージを受けてやるタンクがいません。
そのくせに攻撃的な構成かと言われればそうではありません。アーリやノクターンは前へ突っ込めるものの、ティーモやジンクスはベタ足チャンピオンで追いつくことが難しく、ここで脅威ビルドに行くのは得策ではないと個人的には思います。
このチームに必要なのはダメージではなく、ある程度ダメージを吸ってくれる前衛の担うチャンピオンが欲しいです。
そこで自分であれば、実験的ヘクスプレートを積んだ後にフローズンハートやケイニックルーケルンなどを積んでタンク寄りのビルドルートを選択するでしょう。
ノクターンはダメージを出していくチャンピオンなのは確かなのですが、上記の構成では活かしづらいです。幸いにもノクターンは攻撃的アイテムを最低限積めば、タンク寄りでも相手は無視できない存在になっています。
ただここまで極端にタンクビルドにしなくともファイターであれば、ステラックの篭手を挟んでやるだけでも大分耐えれると思います。
さいごに
チャンピョンのビルドは状況によって変えた方がいいことがあるのは確かです。
ただその判断が難しいときもあり、一部のチャンピオンは何も考えずに特化したほうがいいこともあるでしょう。こういった柔軟なビルドを選択できるのはファイターが多い印象ですね。
自分がどういった役割を担えばいいのかを判断すれば自ずと見えてくることもあります。分からないうちはこういうビルドルートもあるのだろうと頭の中に入れておくだけでもいいと思います。