ミッドレーンのワードはどこに置けばいいのかという話。
ミッドレーンは他のレーンへ顔を出しやすいと同時に最もアクセスしやすいレーンです。
つまり、ロームできる場所が多く、逆にロームやガンクをされやすい場所という意味である。
タワー以外の重要なオブジェクトであるドラゴンとヘラルドをどちらも介入できて、レーナーの立ち回りによって差が出ることはなくもない。
周辺では小集団戦が起こりやすい、故に視界という情報が欲しい場所がたくさんあるのだが、今回はその最序盤のレーニングにおいてどこの位置にワードを置けばいいのかをまとめていきたいと思う。
ミッドレーンのサイドブッシュ
一般的な置かれるであろうサイドブッシュのワードである。こちらはステルスワードとコントロールワードどちらも置ける場所です。
主にジャングラーがブッシュからくるガンクを防げます。
このワードの強み
ここのワードはまずは置きやすい点にあります。レーン戦の最中にパッと置くことができるのでミニオンの経験値やゴールドを失わずに済みます。
置きやすい故に相手のステルスワードをコントロールワードで潰しやすく、そして相手が置いただろうと判断がしやすいのでレーンの主導権を握っているのであれば周辺の視界を支配しやすいですね。
このワードの弱み
サイドブッシュ付近の視界しか取れないので情報の把握としてはあまり好ましくないです。また、強みを挙げましたが、逆に負けている場合はすぐに視界を奪われてしまいます。
こちらの方がリバーまで視界が取れるのでジャングラーのガンクやカウンタールートを把握しやすいので自分はこちら派ですが、ステルスワード限定ですね。
サイドレーンのリバーのブッシュ
こちらも同様にかなりの頻度で置かれるtopサイドとbotサイドのブッシュのワードである。こちらはステルスワードとコントロールワードどちらも置ける場所です。
このワードの強み
この付近はかなり交通量が多く、ガンクやロームなどの情報を取るという意味では最強のワードだと思っています。ドラゴンやヘラルドを始めているかの判断材料にもなる場合もあります。
オブジェクトに絡む集団戦もここのブッシュは重要な位置ですね。
このワードの弱み
ワードとしては重要な位置ということで視界の奪取が激しい場所になります。置いてもすぐに消されてしまって自分のリソースが無駄になる場合も多々です。
相手のワードを消そうとしている最中に何かしらのキャッチやハラスを受ける等のリスクも潜んでいるのでミッドとジャングラー、サポートの強弱関係も把握しておきましょう。
リバー手前のブッシュ
下側サイドのリバー手前のブッシュ
上側サイドのリバー手前ノブッシュ
こちらはたまに置かれるワードです。ステルスワードとコントロールワードどちらも置ける場所です。
このワードの強み
ここのワードはまず、相手から消されづらい点があります。相手がコントロールワードをこの位置に置くのはあまり考えられず、オラクルレンズで破壊のみだと思っています。
破壊する場合は相手側の位置まで身体を寄せるのでリスクもありやすく、躊躇しやすい位置でしょう。また視界としてはリバーブッシュ付近が取れますので最低限の働きをしてくれるであろうワードだと思います。
このワードの弱み
画像を見てもらった方が早いと思います。
ブッシュ付近は取れると言いましたが、青ピングの位置は相手が映らず致命的です。
こちら側としては視界が取れているであろうと勘違いで動いてしまうので、相手がこのワードと視界の取れる範囲を知っていた場合は逆手に取られてしまいます。
・・・が、そういうプレイヤーは正直ほぼゼロに近いと思っていますのであまり心配する必要はないです。
リバー奥のブッシュ or サイド奥
こちらが下側サイドのリバー奥とサイド奥。top側とbot側
こちらが上側サイドのリバー奥とサイド奥。top側とbot側
こちらは相手の動きを積極的に取ろうという意志のあるワードです。ブッシュの中はステルスワードとコントロールワードどちらも置ける場所ですがそれ以外はステルスワードのみがいいでしょう。
このワードの強み
サイド奥はガンクをしに行くかという初動が分かりやすいのでサイドレーンの味方に確定でバックピングを炊きやすいです。
TFやNocturneなどのグローバルウルトを持つチャンピョンには特に有効的だと思います。またガンクの初動と言いましたが、つまり何かしらのアクションをしに行くという点が分かるので、オブジェクトに参加しに行く、視界を取りに行くかどうかの予測もつくので最速で情報を掴みたい際にはよく働いてくれるワードです。
奥のブッシュはガンクルートとして非常に通る道なので未然に防ぎやすく、特に相手ジャングルの中にあるブッシュまで視界が取れると森のファームルートが映るので非常に価値のあるワードになります。
相手のジャングルのファームルートを映したい場合は上側サイドのようにもう少しブッシュの奥側まで置いてやるといいです。
このワードの弱み
相手の陣地ということもあって、かなりの頻度で消されやすい点が挙がります。ジャングルの中のブッシュまでワードを置くのはリスクもあるので、状況次第ではキャッチされてデスしてしまうこともあります。
またサイド奥に関しては視界の範囲が限定的で、例としてtop側のサイド奥にワードを置いた場合、相手がbot側に行ってしまえば情報を取るという意味では不明瞭になってしまい、意味が薄いワードになってしまいます。
最後に
今回はミッド周辺に置かれることの多いワードの位置をまとめてみました。それぞれの位置には特徴があり、置く候補がたくさんあることが分かります。
味方や相手次第でどこにワードを置けば有利を取れるのかを考えながらプレイすることが大事ですね。
例えを挙げると自分の対面が常にロームをするのであればリバーにあるブッシュへ、コントロールワードやオラクルレンズ等で視界を奪ってきて自分や味方がそれに対応できない場合は手前側にワードを引いて置いてみるなどですね。
状況によって、置けるワードや置くことで価値の出るワードがあるということを頭に入れておきましょう。